最近のトラックバック

2016年8月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      
無料ブログはココログ

« 極薄部材貼付のピンセット手作業をロボット化 | トップページ | 実例:社会福祉選択で価値観合意、老年医学会・新指針の重大価値 »

2016年8月 9日 (火)

国家知財戦略の優越、日本と中国、知財取得のコストと営利性

弁理士 佐成 重範  GoogleYahoo検索 SANARI PATENT

Hub-Site http://sanaripatent.blogspot.com

知財他サイト http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

知財戦略の主体は国・企業・個人と、それらの多様な結合機能体だが、知財開発の目的を単に科学の発達への寄与とする在来観念がわが国では依然濃厚で、知財基本計画ですら、特許出願数の増加を重視してその国家戦略としての内容に至らない観がある。知財戦略は戦略であるから、知財に対する支配力と、それに

主義的国民国家主義の確たる意思をもって、国民の知財支配権と、それによる利益の確保を達成するよう、政策・立法において万全の努力を傾注すべきである。関連して中国の国家知財戦略を考えるとき、ダイヤモンド誌が指摘するように、

今後グローバルに発展する拡張現実と仮想現実の双方において、「中国が先端技術を青田買し、両分野向け投資の半分以上を占める」との指摘は、国家知財戦略における中国の優位を示すものとして、率直に認識し、わが国の国家知財戦略が対処すべきである。上記ダイヤモンド記事には「ポケモンGOのコピーは既に中国に出現している。今年第一四半期における拡張現実と仮想現実分野への投資額は、全世界で17億ドルに達するが、このうち10億ドルが中国からだ。海外での大口投資の多くに中国企業が絡んでいる。アリババは米国マジックリーブに8億ドル資金注入し、レノボは米国メタの資金調達に参加し、盛大集団と水晶光電社はイスラエルのルマス社の資金調達に参加し、ポケモンGOのゲームエンジンを提供している米国ユニティ社の昨7月1.8億ドル調達にも中国政府系ファンド中国投資有限責任公司が加わっている」との指摘、「中国は、拡張現実技術について当面、自ら技術を開発するのではなく、積極的な投資活動を通じて、出来上がった技術を次々に買収することによって、時間を買う戦略を採り、この技術を活用して新たなイノベーションを生み出す可能性がある」と指摘する。

佐成重範弁理士所見→中国(台湾も)の国家知財戦略・企業知財戦略は知財取得のコストと利益性を第一義とする明確性・合理性を完備している。わが国の国家知財戦略・企業知財戦略をめぐって、ダイヤモンド記事は「日本企業も、うかうかしていられないのではなかろうか」と結んでいるが、「なかろうか」どころではなく、重要知財を次々に先取・横奪される事例が頻発していくことを、国際的な国民国家主義の本然の在り方を再考しつつ、先ず重要視すべきである。

(記事訂正のご要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい。発信者不明のコメントは辞退します)

« 極薄部材貼付のピンセット手作業をロボット化 | トップページ | 実例:社会福祉選択で価値観合意、老年医学会・新指針の重大価値 »