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2015年7月12日 (日)

「漢方薬の危機」論は健康知財の極めて重要な課題

ツムラの大建中湯(ダイケンチュウトウ)の好評
弁理士 佐成 重範  Google、Yahoo!検索 SANARI PATENT
東洋経済誌の「クスリ最前線」特集は、医療・医薬・財政の各界
が取組むべき重要課題を網羅し、特に直接身体の安全保健に影響
を蒙る生活者の知財として極めて重要である。ここには、その中
の一つだけ、漢方薬の問題を摘記するが、文春誌の「医師の告発
:東大病院は何故、漢方外来を潰すのか」記事も精読すべきであ
る。特に東洋経済誌は「西洋薬では治しきれない病気や、西洋薬
の投与により起きる副作用の存在から、漢方薬の有効性が注目を
集めている」として、具体的にツムラの大建中湯(ダイケンチュ
ウトウ)を挙げ、「今津嘉宏医師は、大腸癌の手術を受けた患者
のの術後入院日数が、漢方薬・大建中湯(ダイケンチュウトウ)
の投与により短縮された」との確認事例を示している。癌手術後
に限らず大建中湯(ダイケンチュウトウ)は、消化器障害への医
薬として、全国トップの大学病院で現に投与され、ガスチモンな
どのいわゆる西洋薬と併用投与している場合も多い。
SANARI PATENT所見→東大大学院・秋下雅弘教授の「薬は5種類ま
で」もベストセラーに数えられているが、「多剤併用」による「
薬物有害作用」の加重を明細挙証しながら、漢方薬について言及
していないのだが、東洋経済誌は「特に高齢者は、複数の病気を
抱え、西洋薬は症状ごとに薬を処方するため、多剤併用の害を齎
すが、漢方医学では、患者全体を診るから、処方する薬も原則と
して1種類。漢方薬は医療費節減の切り札にもなり得る」旨を述
べている。薬効発現の機序の明確化を投薬の前提とする西洋医学
と、機序解明に先立つ現実薬効を重視する漢方医学との本質的不
協和が残存しているが、患者・生活者としては、現実の薬効、副
作用の極少を先ず希求するのは当然である。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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