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2013年9月 6日 (金)

糖尿病と癌に関する特許庁公開発明、両学界合同委員会動向

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT

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Twitter http://twitter.com/sanaripat

糖尿病と癌とは現在、わが国医療政策と医療産業戦略の双方において、国民の罹患ないし危惧件数が最大な疾病であり、また、先進国のみならず、中国始め新興国の富裕化・人口著増・環境変化に伴い、グローバル化している課題である。このブログが専門とする特許の分野でも、わが国特許庁公開の発明件数は、糖尿病に関する2万0113件(2013-09-05現在)、癌に関する3685件(同)など著増しているが、例えば、出願人・国立岡山大学、発明の名称「サルナシ由来の高極性有機溶媒抽出物とその応用」(特許庁公開日2013-07-11)は、「発癌性物質による多段階発癌過程の、少なくとも2つ以上の過程を抑制し、かつ、安全性が高い癌予防用の組成物を提供すること」を課題としている。

翻って、糖尿病と癌との相関については、日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会が最近(2013-07-03)報告した「糖尿病と癌に関する合同委員会報告」の要約を更にSANARI PATENT要約(下記)しておく。

1. 近年、糖尿病と癌罹患リスクとの関連が明らかになってきており、糖尿病と癌との関連について、日本糖尿病学会と日本癌学会の専門家による合同委員会を設立した。

2. わが国の疫学データでは、糖尿病は全癌、特大腸癌・肝臓癌・え膵臓癌のリスクの増加と関連していた。糖尿病による癌発生のメカニズムとしては、インスリン抵抗性(SANARI PATENT注:NHKクローズアップ現代・糖尿病の治療革命ご参照)と、それに伴う高インスリン血症(同)、高出糖、炎症などが想定されている。

3. 2型糖尿病」と癌に共通の危険因子としては、加齢・男性・肥満・低身体活動量・不適切な食事・過剰飲酒・喫煙が挙げられる。

4. 特定の糖尿病治療薬が、癌罹患リスクに影響を及ぼすか否かについてのエビデンスは、現時点では限定的である。

(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com mail下さい)

 

 

 

 

 

 

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