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2013年9月 7日 (土)

NHKの「早期インスリン療法」と糖尿病・癌両学会発表における見解

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT

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(承前B Site 2013-09-07 記事)「糖尿病の治療革命」と題する著作は咋月末に発刊早々だが、「NHKクローズアップ現代」と肩書され、著者・市川 衛氏は東大医学部卒、現NHKディレクタである。「インスリン注射の早期導入で、膵臓が甦る」「強化インスリン療法」「インスリン注射に対する誤解」などの内容を含み、インスリンについての関心は益々広まると思うので、インスリン(血糖値を下げる作用を営むホルモン)に関する「インスリン抵抗性」などの意味をここで復習しておくことが適切だが、先ず「インスリン抵抗性」については、東京女子医大・中神朋子教授は次のように解説されている(SANARI PATENT要約)。「今までと変わらずにインスリンが分泌されても、血液中のインスリン濃度に見合った血糖降下が得られず、血糖値が下がり難い状態をいう。2型糖尿病の発生には、「インスリン分泌不全」と「インスリン抵抗性」が関わっている。」

さて、本稿の首題である「日本糖尿病学会・日本癌学会」の合同委員会報告は、インスリン抵抗性と高インスリン血症について次のように述べている(SANARI PATENT要約)。

1. インスリン抵抗性は2型糖尿病を特徴づける病態の一つであり、インスリン抵抗性は高インスリン血症の原因となる。2型糖尿病や肥満におけるインスリン抵抗性は、骨格筋や肝臓でのインスリンの糖代謝作用の障害がその本態をなし、全身のインスリン感受性が一様に低下した状態ではない。そのため、共存する高インスリン血症のために臓器によっては、インスリン作用が過剰となる可能性がある。インスリン抵抗性を伴うインスリン作用の過剰は、癌の発生に寄与すると考えられる。

2. 実際、インスリン抵抗性による内因性高インスリン血症が、高血糖や肥満とは独立して、癌の増殖を促進することが、マウスへの移植乳癌モデルにおいて示されている。

(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com mail下さい)

 

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