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2013年7月 5日 (金)

東洋紡、フィルム・機能樹脂事業における逆転の発想、韓国企業と合併で中国展開など

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT

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「紡績界名門」の東洋紡だが、今次業績報告で「衣料繊維事業」は売上高792億円で、全体3390億円の23.4%だが、営業利益は2億円で、全体171億円の1.2%に過ぎない。フィルム・機能樹脂事業の売上高1374億円(47.4%)、営業利益55億円(32.2%)と懸隔著しい。なお今次報告の分類は、フィルム・機能樹脂事業・ ライフサイエンス事業・産業マテリアル事業・衣料繊維事業・不動産その他と5分されており、分類に拘るのも適切ではない。

東洋紡の研究開発は、「環境・ライフサイエンス・高機能で、社会に貢献する価値を創り続けるカテゴリーリーダー」(同社・坂本龍三社長)を目指し、特許庁公開発明数から見ても、同社出願(他社との共願を含む)による発明数1万2487(2013-07-05現在)のうち、今年初来の公開件数が155件を数えるが、例えば、1. 「ポリ乳酸系組成物およびその製造方法、並びにその成形品」(特許庁公開日2013-07-04)→従来技術において、融解後結晶化による固化が発生して押出成形が不安定になるという不具合を解消する。

2.「ポリ乳酸系延伸フィルム」(特許庁公開日2013-07-04)→残存している残触媒を触媒失活剤添加または溶剤洗浄により除去したポリD乳酸より抗菌性に優れたポリ乳酸系延伸フィルムおよびこれを被覆層としたポリ乳酸系複合フィルムを提供する。

東洋紡の今次業績報告には、「フィルムにおける複屈折量をゼロにすることへの、逆転の発想から、従来のフィルムの複屈折量を遥かに超える超複屈折による虹むら発生解消に成功」、「神経再生誘導チューブを発売」、「ラベル用熱収縮フィルムの中国展開」など、グローバルなニーズに即応するものであるが、特に、例えば三井化学との協業、韓国企業との合併展開による中国市場参入など、内外他企業とのシナジーを活かした経営活動の展開に、東洋紡に対する高評価の原由を佐成重範弁理士は見る。

(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com mail下さい)

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