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2013年2月 1日 (金)

オハラ、光学ガラス生産の「事業構造の転換」と「新成長ドライバーの構築」

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT

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Twitter http://twitter.com/sanaripat

光学ガラス・オハラ(東証1部)の決算報告が届いた。売上高3166100万円で前期比10.5%の増と健闘だが、原料・市場環境の影響などで経常利益は151800万円、6.5%減となっている。状況は製品分野ごとに相違しているが、注目点を摘記すれば、

1. デジタルカメラ市場は、スマホの影響でコンパクトタイプの需要が縮小し、価格下落・販売数量減少となった。

2. 一眼レフタイプ・交換レンズは、各地域とも好調を維持した。

3. 価格高騰が懸念されたレアアース原料は、一般品の市場価格は下落したが、光学ガラスの生産に用いる高純度品やカドリニウムなどの中・重希土類は供給量が限定され、市場価格が下げ止まった。オハラは、レアアース原料価格の影響に対応すべく、中国メーカーや中国合弁会社を通じて調達したOEM材を活用し、同時に、一部製品において価格改定した。

4. ハードディスクドライブ市場は、ノートパソコンの低迷など需要が減少し、生産調整に入った。

5. 露光装置市場は、半導体向けが引続き減少し、液晶型も低調だったが、中小型に持ち直し傾向が見られた。

6. 石英ガラスは、TFT基板の需要が伸び、好調に推移した。

佐成重範弁理士所見→オハラは、「事業構造の転換」と「新成長ドライバーの構築」に取組んでいるが、戦略項目としては、日本経済再興のため、産業界の全てに課された課題であり、その具体的戦略としてオハラが、光学ガラスのグローバル生産体制構築に向けて。台湾小原光学材料股份有限公司の生産設備を今春から稼動し、光学ガラスの生産を日本・中国・台湾の3極対応すること、および、モバイル用の2.5インチ基板において500GB向けに新規開発品を投入することが、特に注目される。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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