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2012年11月 1日 (木)

発見発明は個人の発想から集団・組織の「思考撹拌」へ

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT

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発見発明は、個人の頭脳の閃きや実験・思考の卓抜性・先覚性により齎されるというのが、基本的・伝統的な考え方で、出願人が会社であり特許権が会社に帰属する場合にも、必ず発明者の個人名が明記されていることは、特許庁公開発明を見ている者は誰でも知っている。ノーベル賞も京都大学にではなくて、山中教授に贈られたが、その山中教授が、今後の発見発明において、組織が主役になることを、「大発見の思考法」(文春新書)で述べているので、以下に摘記する。なお特許法改正で、最近は知財判例に現れなくなったが、職務発明に関する多くの判例には、発明の効果に対する寄与度の算定が必ずなされ、会社の寄与率が発明者の寄与率よりも遥かに高率に示されたことも参照すべきである。

上記・文春新書は、山中・益川両ノーベル賞受賞者の対談で、「研究は一人の天才により行われるものではなく、組織的に行われるものだ」「京大のiPS細胞研究所は、データの量という点では、次世代シークエンサにより想像を絶する膨大なデータが出てくるようになるため、既に全く目が行き届かなくなっている。何もかも一人ではできないということを、早く悟ることが大事だ」「今までのように、同じ研究者や同じグループが実験を解釈し、次の仮設を立てて、それを検証するという流れでは対応できないところまで来てしまった」。

佐成重範弁理士所見→益川博士が「思考の撹拌」、複数者ディスカッションによる発想の共同撹拌が発見発明の要素となることを指摘されたが、この言葉を銘記すべきである。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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