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2012年9月 2日 (日)

協和キリン富士フィルムバイオロジクス社のバイオシミラー医薬品開発

「世界最高水準の抗体技術ビジネス」を展開する協和発酵キリン

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

Twitter http://twitter.com/sanaripat

協和発酵キリン(東証1)の今年上半期報告が届いた。薬業界の動向を把握するための最新一般状況も、その極めて濃縮された豊富な内容から察知できるので、先ずその「バイオシミラー医薬品の開発」について考察する。

「バイオシミラー医薬品」をSANARI PATENTはむしろ「バイオジェネリック」と、分り易く呼んでいるが、低分子化学ジェネリックと併せてジェネリック医薬品と総称される。すなわちバイオシミラー医薬品は、バイオ医薬品の特許が切れた後に、別の会社が、その先行薬と同一ないし類似に製造した医薬品の総称であり、薬価の低減に直結する。

関連して協和発酵キリンの花井陳雄社長は、次のように述べている(SANARI PATENT要約)。

1.    協和発酵キリンは、「事業ポートフォリオの選択と集中」「生産拠点の再編による収益力強化」「世界最高水準の抗体ビジネスの進展」の3つのポイントに注力している。

2.    先ず「事業ポートフォリオの選択と集中」に関して、今年3月(2012-03)に、協和発酵キリンと富士フィルムは、バイオシミラー医薬品の開発・製造・販売の合弁会社「協和キリン富士フィルムバイオロジクス株式会社」を設立した。バイオシミラー医薬品市場は、医療費増の問題や、2010年代後半に、先行の大型バイオ医薬品が特許満了を迎えることを背景として、世界的に高い成長が見込まれている。上記合弁会社は、協和発酵キリンがバイオ医薬品の研究開発・製造で蓄積してきた独自技術・ノウハウと、富士フィルムが長年、フィルムなどの事業で培った高度な生産技術や品質管理技術・解析技術を融合させ、バイオシミラー医薬品の画期的な生産プロセスの創出や、コストの低減を図る。

佐成重範弁理士所見→次世代医療において、遺伝子医薬・抗体医薬などが医療の新局面を次々に拓くことは確実であり、先行バイオ医薬品に関するジェネリック、すなわちバイオシミラー医薬品を普及することは、人類の福祉に寄与するところ絶大と考えるべきである。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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