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2012年9月15日 (土)

田辺三菱製薬の今次Annual Reportにおける糖尿病への取組

医薬業界における協働体制の進展

弁理士 さなり しげのり Google検索 SANARI PATENT

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Twitter http://twitter.com/sanaripat

高血糖値に起因する循環器系・神経系・眼科系など様々な部位の病変が警告され、潜在糖尿病患者数の著増と相俟って糖尿病治療新薬への関心が全世界で高まっている。田辺三菱製薬の今次Annual Reportでは、次のように記述している(SANARI PATENT要約)

1.    田辺三菱製薬が2012年6月に薬事承認を取得した2型糖尿病(SANARI PATENT注: 遺伝糖尿病でない糖尿病で、日本では糖尿病患者の9割と見られている)治療剤「テネリア」については、競争が激しい糖尿病市場で早期にその存在感を高めるため、国内トップクラスの営業力を持つ第一三共と、戦略的販売提携契約を締結した。両社合わせて4000人というMRSANARI PATENT注:医事情報担当者:Medical Representative)数で、糖尿病市場に参入する。

2.    糖尿病治療薬としては、SGLT2阻害剤という新機序を有するTA-7284の開発も進めており、国内では2013年申請を目指している。上記テネリアにより、糖尿病市場での基盤を構築することは、TA-7284の市場浸透においても極めて重要である。

佐成重範弁理士所見→従来、特許業界においては、電子機器業界と医薬品業界とが対蹠的に考察され、電子機器業界において極めて多数の特許権がプールないし包括的クロスライセンスされ、オープンイノベーションが活発であったのに対して、医薬品業界では、企業単位のクローズド特許権が独占利益をもたらすという通念があった。上記田辺三菱製薬の事例は、そのような通念が、異なる態様に革新しつつあることを示す、事例の一端に過ぎない。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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