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2012年7月29日 (日)

足裏マッサージ営業で足裏模様商標権侵害の知財訴訟

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知財訴訟として東京地裁のマッサージ商標権侵害に差止・損害賠償判決

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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都内の街角でも足裏マッサージの看板を時折見かけるが、本件知財訴訟の原告・株式会社エムヴィーアールは、指圧・マッサージ施術所の企画および運営業務を目的とする株式会社で、写真左上の商標の商標権者である。被告Aは、あん摩、マッサージおよび指圧を業とする者である。原告は、「被告は平成2210月から、自ら経営する足裏マッサージを施術するマッサージ店のチラシ・ポイントカード・窓用シールなどに、その標章(写真上右のほか類似数件)を付して使用しているが、これは原告の上記商標権を侵害している」として、侵害行為の差止めと、損害賠償(原告商標権の使用許諾料月額5万円)を、東京地裁に訴求した。

東京地裁は、被告標章と原告商標は、外観において、人の足裏を模したマークの部分が一致し、また、呼称および観念においても一致することなどを認め、侵害行為の期間と、過失の存在などを認定し、被告に対して、「侵害行為の差止め、標章を付した宣伝物の廃棄、原告に対し48万円および法定利息相当額の支払」を命じ、訴訟費用の1割を原告負担、9割を被告負担と判決した(2012-07-27言渡:平成24年ワ5946・損賠請求事件)

佐成重範弁理士→被告は、前営業者から営業を譲受されて、その標章を継続使用していたものと解され、これが過失認定等の根拠とされた判決である。起業者や事業承継者が多い近時、一読すべき判決である。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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