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2012年6月13日 (水)

ダイヤモンド工具で国内首位の旭ダイヤモンド工業業績に見る産業動向

資源開発関連は好調、墓石は低迷

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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Twitter http://twitter.com/sanaripat

旭ダイヤモンド工業(東証1)は、ダイヤモンド工具で国内首位であるだけに、半導体・自動車・機械・石材・建築など顧客多彩(会社四季報)だが、多彩な需要業界の多彩な動向によって業容・業績が変容し易い。今次報告(SANARI PATENT要約)で、その模様を考察する。

1.    成長品目では、太陽電池やLEDの基板となるシリコン、サファイア等の加工用工具である電着ダイヤモンドワイヤの製造設備の拡張に注力してきたが、年度前半は大幅に上昇したものの、後半に入り、太陽電池市場は、欧州でのFeed in Tariffの見直しや(SANARI PATENT注:FITは、自然エネルギー利用発電力の法定買取制度)、過剰供給による在庫調整により、また、LEDでは液晶テレビ市場の低迷により、電着ダイヤモンドワイヤの販売が後退した。

2.    一方、輸送機器関連工具は、震災からの回復に伴って堅調に推移したほか、鉱物資源探査関連製品も、大幅に伸長した。

3.    電子業界では、太陽電池の生産が拡大したが、中国製品の供給過剰による価格下落に伴って国内ウエーハ生産が低迷し、また、LDE関連も、地上デジタル放送移行後の薄型テレビの不振などにより、電着ダイヤモンドワイヤが低迷した。

佐成重範弁理士所見→上記に続いて、米国における輸送機器業界の好調、鉱物資源探査の活発化による掘削用ビット関連の活況、窯業・宝飾・科学研究関連の伸長したが、建築石材や墓石関連は長期低落など、諸業界の動向を察知できる。

なお、旭ダイヤモンド工業の研究開発動向は、最近の特許庁公開で、旭ダイヤモンド工業出願または共願の「コアドリル」(特許庁公開日2012-02-03)(トヨタと共願)や、「表層切削回転工具」(特許庁公開日2010-04-02)、「回転工具」(特許庁公開日2010-04-02)によって窺われる。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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