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2012年5月 6日 (日)

太陽電池市場の世界市場シェア激変をどう考えるのか

欧州経済低迷が加速した太陽電池業界変動

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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太陽電池業界変動の要因は2005年に既に根ざし、同年の世界太陽電池生産シェアで首位から第5位までの4社を日本企業が占め(シャープ、京セラ、三洋電機、三菱電機)、5社計955MWのうち日本4社計775MW83.2%に達していたのだが、2009年の上位5社は、米First Solar、中国Suntech Power HD、シャープ、独Q-Cells、中国Yingli Green Energy HDで日本企業は1社で、5社計3374KW17.0%に後退、2010年の上位5社は、中国Suntech Power HD、中国JA Solar HD、米First Solar、中国Yingli Green Energy HD、中国Trina Solarで、5位までには日本企業の姿はなく、5社計売上高1兆1004億ドルの76,7%を中国企業が占めている。2011年の出荷量ベース(IMS Reserch)の上位5社は、中国Suntech Power HD、米First Solar、中国Yingli Green Energy HD、中国Trina Solar、カナダCanadian Solarで、6位にシャープ、10位に京セラが位置している。

佐成重範弁理士所見→中国太陽電池産業の急進は、「圧倒的なコスト競争力のみならず、技術力やブランド価値に対する世界的な認知が急速に高まったというによる」とSuntech Power HDの施 正栄CEOは自負している(東洋経済)。DIAMONDは、「中国企業で世界生産量トップのSuntech Power HDは、2001年設立の新興企業だが、2006年に太陽電池の主要部品であるモジュールを生産する日本企業MSKを買収したほか、徹底的なコストダウンで一気に頂点に上り詰めた」と解説しているが、日本企業には、この「徹底的なコストダウン」ができないとすれば、どう考えれば良いのか、業界も政府も回答を示さない。知財関係者が特許開発を言うのみで解決する問題でないことは明白である。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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