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2012年2月21日 (火)

TDKに枝野経済産業大臣の期待と、TDK構造改革の志向

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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枝野経済産業大臣が先日(2012-02-18)TDK成田工場を訪問した際にTDKに寄せた期待は、「TDKが展開しているような、レアアースを使わない技術の開発を国として更に進める」と述べられている(朝日)。TDKは同時に、半導体関連企業が直面している様々な課題にも取組んでいる。2012-03期の業績発表(2012-01-31)においてもTDKは、次のように述べている(SANARI PATENT要約)

1.    世界経済を外観すると、先進諸国においては、欧州地域における政府債務問題に起因する金融資本市場の混乱が継続する中、景気判断の指標とされる住宅市場の低迷や失業率の高止まりが長期化するなど、世界金融危機後の停滞からの回復ベースが鈍化してきている。新興諸国においても、内需は概ね堅調であったものの、先進諸国の回復鈍化による輸出の減少や、第三国からの資本流入の減少など成長の足枷となりかねない兆候が垣間見られ、今後の見通しを一層不透明にしている。

2.    TDKの連結業績に影響を及ぼすエレクトロニクス市場では、その生産水準は、セット製品(最終財)により異なる。需要が拡大しているスマホを中心とするケータイおよびタブレット端末の生産は、前年同期の生産水準を上回り、引続き堅調に推移した。一方、薄型テレビおよびパソコンの生産は、需要変動により前年同期を下回る生産水準に留まっている。HDDの生産は、タイ水害で大幅減した。

3.    TDK2012-03期・連結見通しは、下期のエレクトロニクス市場における主要セット製品の販売見通しと、それらに搭載される電子部品の需要が、想定より低調に推移すると見込まれ、TDKの受注と操業度も前回公表事業の前提を下回ると予想している。従って、追加的な構造改革を要し、想定以上の構造改革費用を見込むこととなった。

佐成重範弁理士所見→TDKの省レアアース研究開発は、グローバルな経済価値を有する先端製品を創出し、国策的な意義も極めて大きく、枝野経済産業大臣による評価も一層高められたが、これら研究開発を活発に維持する事業全般の基盤が健全であるよう、産業政策の創意が望まれる。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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