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2012年2月24日 (金)

老後不安の人々、産業空洞化は円安になっても戻らないなどのおそれ

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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Twitter http://twitter.com/sanaripat

25.(承B Site2012-02-23)日本では、老後に不安な人の増加で、勤労者世帯の家計貯蓄率が上昇した。(SANARI PATENT考察: 年代別に考察すべきである。20歳代前半に貯蓄率上昇の傾向も見られている。) また、老後に不安ある人は貯蓄額を200~300万円程度上乗せする傾向あり。かくて、老後の生活不安が、消費者抑制に繋がっている。

26. そこで翻って、産業空洞化の悪影響と企業想定を超える急激円高進行との関係を見る。輸出企業の採算レートは、近年継続的に、円高水準を想定してきており、企業は円高への抵抗力を確保してきたが、2011年に入ってから、企業の採算レート・予想レート以上に実際に急激な円高が進行した。(SANARI PATENT考察: そして現時点では、上記予想レートよりは、やや円安のドル80円に達している。従って、この節は経済産業省において若干の書き改めを要することとなろう。)

27. 円高による根こそぎ空洞化が、おそれられてきたが、加工型製造業に加えて、これまで海外生産比率が低かった素材型製造業も、海外生産を拡大する見込みがつのってきた。ドル77円割れといった円高水準が継続すると、素材型製造業も含めて、サプライチェーン全体が急激に海外に移転すると、おそれられた。(SANARI PATENT考察: この「おそれ」がどう変化するか、為替変動を見守るほかないのか、もっと能動的主体的戦略はないのか。)

28. 実績値として、素材型製造業における「為替レートと海外現地生産比率の推移を見ると、ドル105円で10%100円で12%95円で14%90円で16%85円で18%80円で20%と推移してきた。加工型製造業では、105円で18%100円で22%95円で25%90円で28%85円で32%80円で35%と推移した。(SANARI PATENT要約)

28. 将来円安になっても、容易に国内に戻ってこないおそれがある。

佐成重範弁理士所見→コマツの海外売上高比率は81%、海外生産比率は49%、日立建機は各78%70%と安定成長している。海外比率を為替レートのみに結び付けることは、そもそも誤りである。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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