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2012年1月15日 (日)

起業家、企業家、アントレプレナーシップ、ベンチャーの異同

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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Twitter http://twitter.com/sanaripat

日米政府が来る25日に、「イノベーション・起業家シンポ」を開催するが(R Site2011-01-14ご参照)、下記大阪市立大学院のまとめ(SANARI PATENT要約)に基いて若干、表題の語義を考察する。

1.    大阪市立大学大学院創造都市研究科のアントレプレナーシップ研究分野では、アントレプレナーシップを学び、これを深めることを目的としている。経営に関する起業家や経営者は、組織経営の基本を押さえなければならないが、全ての業務的専門知識を隅々まで深く知り尽くすことよりはむしろ、経営課題への目配りと総合的な判断力や高い見識が求められる。また、起業機会を捉え、事業計画として具体化し展開する行動力が必要である。

2.    アントレプレナーシップは、日本語では起業家活動だが、1725年にフランスのCantillonが提唱し、1912年にオ―出身のShumpeterが、新結合や改革者による経済発展を論じたことにより、「経済学」の分野ではアントレプレナーシップが盛んに議論されたが、「経営学」の分野では極めて最近のことである。

3.    1959年に米国のPenroseは、経営者機能を経営実務的営為と起業家的営為(新規事業への挑戦的取組)に区分して捉えた。1985年にP. F. Druckerは、「イノベーションと企業家精神」において新規開業はベンチャーであるが、それだけで企業家・起業家ではなく、従来と異なる視点からのアイデアや、系統的な経営手法に基いて新規事業を展開する人を企業家・起業家と呼んだ。

4.    更に米国のTimmonsは、New Venture Creation(1994)において、アントレプレナーシップの主要要素として、起業家(創業者)、起業機会の認識、資源と、各要素の適合の重要性を指摘している。

佐成重範弁理士所見→イノベーションを創出する事業者を企業家と呼んで起業家を包摂し、アントレプレナーと同義とすることが適切である。企業家には、既存企業内において起業する者を含む。起業家は、既存企業に属せず起業する者の呼称とすることが適切である。。ベンチャーは、起業家のうち高リスクを前提とする者の呼称として相応しい。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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