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2012年1月27日 (金)

ゲーミフィケーションの経済活性化効果を探る

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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「ゲームが未来を救う!? ビジネスの新戦略」と銘打ってNHKTVGolden Time (2012-01-25:730pm)に放映したので、「ゲーミフィケーション」という用語も益々脚光を浴びそうだ。Gamify (ゲーム化する)という用語も米国あたりでは既に使われてきて、Marketing gamifyするハウツーの専門家も活躍しているようである。

ゲームと言えば日本のデジタルゲームは日本製キャラクタとの組合せで、クールジャパンの旗艦のように政策上もてはやされてきたが、「ゲーム」が人を「のめりこませる:夢中にさせる」機能を、遊びではなく、事業の企画や商品販売の工夫や、発明発見の着想などに競技化し採点化して、高得点者が何らかのマークを得ることに「のめりこみ:夢中になり」、様々な分野の業績向上が達成されることを「Gamification」と名付け実践したことには、欧米が先行したようである。

ゲームで遊んでばかりいては、生産的でも営業的でも研究開発的でもないが、これらの挙動の評価基準を数値化して高得点者に何らかの報酬を与え、グル-プ全員に周知させれば、あらゆる分野で業績向上への「のめりこみ:夢中に熱心」を誘発できるという、いわば人間工学的創出である。

現代社会の課題対応では、節電工夫の点数化でゲーム化、省エネ・安全運転技術採点によるゲーム化、データ解析手法の発案のゲーム化、ウンザリするリハビリのゲーム化、更にはこれらをインターネットでグローバルにゲーム化する、また、エイズ起因蛋白質の立体構造解析モデル発想のゲーム化など、諸分野にイノベーションを促進する効果多大と考えられる。ただしNHK番組でも指摘されていたように、コンビニなどの防犯カメラ映像から万引きを発見する「社会健全化」のゲームには、若干のモラル疑念も提起されているようだ。

佐成重範弁理士所見→開き直って言えば、かっては軍馬育成、機械振興の競馬・競輪・競艇・オートレースなど、公営競技もゲーム化であって、「のめりこませ・夢中にさせ」国家・産業・社会目的を達成した意義あり、パチンコ・パチスロなども、技術と特許を競って電子工学に寄与している。ゲーミフィケーションやゲーミファイという、日本では新たなネーミングがイノベーションにのめりこませ夢中にさせるならば、それもまた結構なことである。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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