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2012年1月21日 (土)

農水省のクールジャパン、農林水産物・食品の1兆円水準目標の問題点

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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内閣知財戦略本部の24年度知財推進計画策定は、特許等知財権とコンテンツとの2分野体系で作業しているが、コンテンツについては各省庁の「クールジャパン施策」が提出された。農林水産省は、既に農林水産物・食品輸出の拡大に向けて、輸出額1兆円の水準(2020)の実現を期し、「輸出の拡大によるわが国の農林水産業・食品産業の経営基盤を発展強化するとしている。

先ず当面、原発事故の影響への対応は、国と民間が協力して粘り強く、タイムリーに、誠実・丁寧に対応するとし、情報発信・規制緩和・諸外国輸入規制への迅速な対応・風評被害の払拭を期している。

全般戦略としては、

1.    国家戦略的マーケティング→品目別ジャパンブランドの確立と、国別ベストプラクティスプランを策定、日本ならではの確かな品質・丁寧なつくり方、日本文化を連想させる包装・デザイン

2.    農林水産物・食品輸出ビジネスを成長産業として育成するためのファンドの創設、ビジネスモデルの構築→六次産業化の取組の推進→対象産品を核とした加工食品化やグリーンツーリズムの取組(SANARI PATENT所見:「六次産業化」の意味が周知不十分)。 

3.    安全性・品質確保と貿易実務上のリスク対応のためグローバルスタンダードの追求(SANARI PATENT所見:「遺伝子組換食品の安全性」を周知すべきである)。

4.    海外での日本の食文化の発信

5.    日本食文化の世界遺産登録

6.    商標権等侵害への対応→地域ブランドの信用を高める制度として地理的表示の保護制度確立

佐成重範弁理士所見→基本的に先ず、「食品」の概念が定立されていないのではないか。「1兆円輸出」を目標としているが、例えば味の素一社の海外売上高だけでも2011-03期は4106億円で累増、キッコーマンやビール各社、更にはポテトチップなど、どう積算しているのか、明示すべきである。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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