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2011年12月 5日 (月)

中国SINOPECと協業拡大指向する三井化学

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

Twitter http://twitter.com/sanaripat

ポリプレン国内首位の三井化学は、今次上半期報告において前年同期比、売上高は12.3%増、営業利益61.2%増、経常利益91.1%の著増を示したが、グローバルなマーケティング拡大に向けて、今後の抱負を強調した。特に中国について、「三井化学は、1990年の天津でのポリウレタン事業発足以来、中山でのポリプロピレンコンパウンド、上海でのビスフェノールAなど、中国で6つの事業を進めていること」、「中国市場の変化の速度は想像以上に速く、その規模は巨大、その変化と規模を新たなビジネスチャンスと捉え、従来とは違う角度から、経営としてどう取組んでいくかが重要であること」、「フェノールや特殊ゴムにおける業務プログラム弁事業計画を進めているSINOPEC(中国石油化工股份有限公司)との関係を経営レベルで更に進化させること」、「中国という場で何ができるのかを、経営全体の視点から発掘・把握すること」に力点を置いている。

佐成重範弁理士所見→ SINOPECの動向については、そのグローバル提携展開の大規模性から、特に関心を深める必要がある、SINOPECは、石油精製を始め、ガソリン、ディーゼル(SANARI PATENT考察: ディーゼル車の経済性に着目するグローバルな普及の趨勢との関連で特段に要注目)、ジェット燃料、灯油、エチレン、合成繊維、合成ゴム、合成樹脂、化学肥料などの石油化学製品を製造販売しているが、中国内の原油・天然ガスの探査・生産も行っている。2009-04には、「三菱化学がSINOPECと事業戦略提携の基本合意」と発表され、相互の技術、原料、市場における優位性を活かして、共同研究、プロジェクト提携、原料・製品の供給、工事・物流サービス、技術交流、人材交流等の多分野にわたり、太陽電池などの分野にも及ぶ戦略提携を志向した。一方、2011-06-21には、「SINOPEC、カナダ西部でのシェールガス開発プロジェクトについて、カルガリーに本拠を置くエネルギー大手・エンカナ社と進めてきた共同プロジェクトの交渉を打ち切った」と発表するなど、その戦略の在り方にも注目を要する。

なお、三井化学の研究開発は益々活発で、三井化学発明の特許庁公開件数は1万0134件に達しているが(2011-12-05現在)、うち2011-12-01に特許庁公開されたのは、「半導体ウェハ保護用粘着フィルム及び半導体ウェハ保護用粘着フィルムロール」、「不飽和結合を有するアミド化合物の精製方法」、「離型フィルム及びそれを用いたLEDパッケージの製造方法」である。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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