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2011年12月20日 (火)

経済産業省がアジア太平洋技術・国際標準化の進捗状況を説明

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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知財による国際競争力強化の方策を検討し、来年度の内閣知財戦略本部推進計画を策定するための会合(2011-12-15)において、経済産業省は「アジア太平洋産業技術・国際標準化協力プログラムの進捗状況」について、次のように述べている(SANARI PATENT要約)。なお、日本製品の世界生産シェアについての、認識例については、2003年から2008年の間に、

(1)  冷蔵庫は、日本4.8%2,5%、中国29.0%43.0%、その他アジア25.3%20.2%

(2)  エアコンは、日本12.3%5.8%、中国45.9%64.9%、その他アジア26.6%22.2%

(3)  太陽電池は、日本47.0%14.0%、中国7.0%36.0%など、示した。

1.    日本にとって、少子高齢化の中、アジアと共に成長することは、成長戦略の基本である。

2.    既に日本企業の収益の4分の1強はアジアで得ている。アジア新興マーケット獲得のため、ボリュームゾーン、膨大な需要への対応、新たなサービスの提供が、日本企業の戦略の柱となる。

3.    具体策として、基準認証分野におけるアジア太平洋地域との連携・協力が必要である。すなわち、「米国や中国・韓国などと連携して適切な国際標準化を進め、また東南アジア諸国をパートナー化すること」「アジア諸国等における省エネ技術等普及のため、製品や技術を評価する方法の適切な標準化と、その認証体制を構築すること」が必要である。

4.    このため、アジア太平洋産業技術・国際標準化協力プログラムを策定し、基準認証分野におけるアジア太平洋地域との協力関係を強化する。

5.    アジア諸国が省エネ新エネ導入や製品安全対策に取組んでいる中、安価な劣性能・粗悪品が市場に浸透しているが、製品性能を的確に評価する仕組みがない。

6.    太陽光発電など新分野の新商品群創造に向け、アジアとの共同試験研究や国際標準化の共同提案を促進する。

7.    日本の優れた技術・製品が正しく評価されるよう、エアコン・冷蔵庫のエネルギー効率の評価方法等をアジアへ普及する。

佐成重範弁理士所見→ 安価・低品質な製品のアジア浸透が、日本製品のシェア後退を来した面があり、上記対策が考えられているが、わが国は、安価・高品質と、その認識方法の普及とを合わせて推進すべきである。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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