最近のトラックバック

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 日立製作所の増収増益分野とスマートシティ技術開発 | トップページ | Ericsonの移動体通信関連特許取得によるソニー特許技術戦略の展開 »

2011年12月 1日 (木)

圧力計の長野計器、業界提携を推進

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

Twitter http://twitter.com/sanaripat

長野計器(東証1)の上半期報告が届いた。自ら、「当社は圧力計における国内トップシェアにメーカーであるます」と述べており、海外比率4割を超えている。増収増益基調にあるが、諸産業分野におけるわが国企業の海外展開のため、普遍的構成要素である圧力計などの計器が、世界市場で優位を維持・拡大することには重大な関心を持たざるを得ない。この意味で、長野計器が他の計器企業と業務提携を進めていることが、世界水ビジネス等へのわが国進出の見地から、高く評価される。

既に長野計器は、東京計器・チノー・オーバルの各社との業務提携について、次のように発表してきた(2011-07-26:(SANARI PATENT要約)

1.    上記4社は、伸長する海外・水市場の開拓を目的として、包括的な業務提携を行うべく、基本合意締結を決議した。

2.    世界各地、特に新興国では、産業用水の確保・生活用水の安定供給・下水処理による水資源環境の保護が急務であり、世界の水ビジネスの市場規模は現在36兆円、2025年には87兆円に達すると予想されている。従って、世界の水市場において、水メジャーを始めとする民間企業や。政府支援による企業聯合が、各国で争奪戦を展開している。

3.    長野計器は圧力計について国内のトップメーカーであるが、東京計器は、超音波流量計や電波レベル計を中心に上下水道市場で高いシェアを持ち、チノーは、記録計・センサ・ロガー等の計測・制御機器メーカーとして高い実績を示し、オーバルは、流体計測市場の国内最大手であると共に、海外市場や石油市場において豊富な経験と実績を有する。

4.    上記業務提携の目的は、世界の流体関連機器市場において、独自の強みを持つ4社の連携により、商品のラインナップを充実させ、各社が保有する販売・技術・生産・サービス・物流等の経営資源を相互活用して、顧客満足に結びつく新たな付加価値を迅速に創出し、ビジネスチャンスを拡大することである。

5.    具体的には、

5-1 販売協力→ 4社の連携を象徴する新ブランドを立ち上げ、品揃えを充実すると共に、各社の海外経営拠点を相互に活用する。

5-2 高付加価値商品・計装システムパッケージの創出→ 各社固有の技術を融合し、高度・大規模・多様性に富むシステムを提供する。

5-3 生産拠点の相互活用→ これにより、グローバル国際競争力を強化する。

佐成重範弁理士所見→ このような態様の企業聯合が、他の多くの分野で形成されることが、今後のわが国産業にとって必須であり、先行して奏功の実を示すよう、切望する。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

« 日立製作所の増収増益分野とスマートシティ技術開発 | トップページ | Ericsonの移動体通信関連特許取得によるソニー特許技術戦略の展開 »