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2011年12月10日 (土)

東洋紡績の多分野企業間提携と企業ブランド

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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Twitter http://twitter.com/sanaripat

東洋紡績の今次上半期報告を再読しているが、様々な感懐が尽きない豊富な内容である。先ず「東洋紡績」の「紡績」だが、同社の今次上半期売上高においては「衣料繊維部事業」として24.8%、営業利益においては8.2%に留まり、フィルム・機能樹脂事業の売上高39.8%、営業利益59.1%や、産業マテリアル事業の19.3%および21.8%に比べて売上高・営業利益への寄与率はかなり低いのだが、「東洋紡績」の「紡績」が光っていることは、その企業ブランド価値の高さを改めて認識させる。

一方、この衣料繊維事業においても、最近グローバルに流行の温感衣料繊維については、今次上半期報告においても、東洋紡績製品の「断熱効果」「遠赤外線効果」「吸湿発熱効果」を解説すると共に、東洋紡績の「あったか素材」として、軽量断熱素材「デッドエア」、熱線反射保温素材として「メタルギア」、吸湿発熱繊維として「エクス」を解説しているのだが、これらの商品ブランド周知徹底には、もっと積極的で良いのではないか。

東洋紡績の、内外他企業間連携はまさに活発で、特に東洋紡績バイオロジックスが、米国キャタレント・ファーマ・スリューションズが独占的に保有する細胞株構築技術を利用し、抗体医薬を含むバイオ医薬品の開発・製造受託事業を拡大するため、キャタレントと共同事業契約を締結(2011-08)。国内企業間では、協和メディックスと、東洋紡績開発の全自動遺伝子解析装置販売共同事業契約を締結(2011-04)、豊田通商とエアバック用基布の製造・販売合弁会社を、中国江蘇省に設立()など。

佐成重範弁理士所見→ 植物繊維産業から発足した東洋紡績であるから、樹脂原料分野でも、「多彩な植物由来素材の実用化」を志向し、サトウキビ等由来の原料を使う「PETフィルム」「熱収縮フィルム」「バイオポランス」、トウゴマ由来の原料を使う「バイロアミド」、「バイロエコール」など、機械的特性、非結晶性等の特質を持つ「世界に類をみない」製品を開発していることは、植物由来の繊維企業が、多品種高度機能化で新種開花したとも言えよう。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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