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2011年11月14日 (月)

半導体・液晶関連業界の設備投資慎重化

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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野村IRの紹介で、野村マイクロ・サイエンス(旧・水銀の北興化学系)の資料が届いた。「アジアの超純水市場のリーディングカンパニーへ」と掲げ、「今後の半導体産業およびFlat Panel Display産業は、アジア・パシフィック地域がその成長を牽引するものと考えられる。野村マイクロ・サイエンスも、成長するアジア市場をターゲットとして、超純水市場におけるリーディングカンパニーとなるべく、各地域に応じた営業戦略を展開する。また、水質分析、装置の補修・改造、消耗品交換などのメンテナンスサービスの拡充により、安定した収益を確保する」と述べている。

一方、為替変動も含めて、世界経済情勢の変動は著しく、上記資料現在時点の後、2011-10-17には、野村マイクロ・サイエンスは、「営業外費用の計上および業績予想の修正に関するお知らせ」と題して、本年度上半期の売上高・前回発表予想を27.2%減額し、営業利益を損失に修正している。理由として、「東日本大震災後の景気は、回復の兆しが見えていたが、欧州の債務問題や、急激な円高などにより、景気の下振れ懸念も出てきた。野村マイクロ・サイエンスの業績に影響する半導体・液晶関連業界の動向としては、国際半導体製造装置材料協会(SEMI)が発表した2011年第2四半期の半導体製造装置販売額は、欧米を中心とした景気減速の影響を受け、設備投資抑制等の影響により8四半期ぶりに減少に転じ、また、液晶関連企業の設備投資も、投資一巡感が強まってきた。このような環境の中、野村マイクロ・サイエンスは純水製造装置については、国内において成約関連企業の設備投資計画が延期・縮小されたことに加え、中国・韓国・台湾においては、欧州の金融危機を背景とした世界的な景気低迷の影響等により、売上が計画を大幅に下回った。また、メンタナンスおよび消耗品についても、原材料不足やメンテナンス延期等により計画を下回った」と述べ、また利益面について、「減収および、外貨建売掛金及び外貨建預金等の為替差損により、経常損失・純損失の発生見込みとなった」と述べている。

会社四季報は、野村マイクロ・サイエンス「好調」と題して、「増設投資一巡でメンテは6%減。薬品等も横ばい。が、製薬中心に国内装置が17%増、海外は米国案件剥落をアジア液晶。半導体向けが補い高水準」と述べ、「下期高採算の韓国案件集中」と指摘しているので、下半期の全体動向が極めて注目される。

佐成重範弁理士所見→ 野村マイクロ・サイエンスは「極微量金属・イオン、超微粒子をも測定する高い技術力」「グローバルな事業展開」「ユ-ザ-密着のサポート体制」を有し、日本企業としての独自性発揮が期待される。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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