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2010年11月12日 (金)

Too Rosy Technological Innovation Image may Cause Technology Shock

 伊藤元重・東大大学院教授・総合研究開発機構理事長のバブル論

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

Twitter http://twitter.com/sanaripat

Lehman-Shockの発生当時は「金融危機」と呼ばれ、金融工学の成果と称する新型金融商品由来の金融バブルがサブプライム住宅融資の破綻と相まって危機を惹起したと認識された。そして金融危機現象が実体経済に影響し、実体経済が破綻に瀕した、と説明されてきた。伊藤元重・東大大学院教授・総合研究開発機構理事長のバブル論(11-12 http://bit.ly/a1ftXo ご参照)は、「金融だけで今回の金融危機を説明することは難しい」と前置きして、「世界経済の構造そのものにも百年に一度というような変化が起きているはずなのだ。金融危機という煙の背後には、実体経済の変化があるはずだ」として、「その一つはテクノロジーショック、これが世界経済の枠組みを大きく変え、金融バブルを起こした」と説いている。

更に「バブルの陰にテクノロジーショックがある」と項目を起こして、「世界を変えるような技術革新が起きると、人々は経済の未来に対して楽観的になり、それがしばしば深刻なバブルを起こすことになる」と解説している。伊藤元重・東大大学院教授・総合研究開発機構理事長は、その過去の事例を挙げた後に、「それらよりも、今次危機における技術革新、すなわちデジタル革命のインパクトは、過去の自動車や家電に代表される技術革新が金融市場を過熱させたよりも大きい」と述べて、デジタル技術を更にグローバル化の必須起因と位置づけている。そして、金融のグローバル化が世界金融危機発生の要因ともなったのである。敷衍して次のように述べている(SANARI PATENT要約)

(1)  デジタル技術は中国やインドなど新興国やドバイの経済をも変えてしまうグローバルな拡がりをもっている。

(2)  技術革新は確実に、世界を大きく変え、それが過剰な期待感をもたらし、市場にバブルの種を播いた。

(3)  特にITバブルは世界をフラット化し、IT株式ブームでIT関連投資が著増し、経済関係に国境がなくなると共に、ITバブルが崩壊すると、IT機器や光ファイバ利用権の価格は著減した。

SANARI PATENT所見

技術革新も金融工学も、対処・活用の在り方が、危機と成長の分岐点になるということ、改めて銘記すべきである。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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