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2010年11月28日 (日)

Nippon Steel Co. Promotes Strategy for Being More Notable Global Player

新日鉄の業績回復とハイブリッドカーモータ用電磁鋼板など

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

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Twitter http://twitter.com/sanaripat

前世紀的に「鉄は国家なり」とは言わなくなったが、鉄鋼の企業間産業性には変動がなく、グローバルな鉄鋼製品・原料・技術開発の動向を含めて、企業動向は関心の的である。

野村証券IR誌は今春、業績動向として「鉄鋼は、主原料価格の上昇による業績悪化が懸念されているが、アジアの鉄鋼需要は強い。国際市況は堅調が続き、高級鋼材の輸出拡大による恩恵を受け、高炉5社では大幅な業績回復を予想」と述べていたが、今次新日鉄報告で、ズバリ的中という感じである。報告内容(SANARI PATENT要約)は、

1.    2010年度上半期連結売上高は2兆0220億円で2009年度下半期比5.6%増、経常利益は1348億円で36.6%増となった。

2.    その背景として世界経済は、欧米先進国では回復の足取りが不安定な一方、新興国では予想以上のベースで回復が続くなど、二極化を伴いつつ、緩やかな景気回復が続いた。日本経済も、公共・土木分野は低迷したが輸出増大と景気対策で、景気持ち直しに向けた動きが続いた。

3.    国内鋼材需要は、建築・土木向けが低迷継続の一方、製造業向けが輸出と耐久消費財需要の拡大で回復し、緩やかな増加が続いた。更に、アジア新興国の旺盛な鉄鋼需要に支えられた高水準の輸出が緯持された。

4.    今後の見通しは、

4-1 欧米先進国と新興国との二極化を伴いつつ回復を続けてきた世界経済が踊り場に入る可能性も懸念され、回復を牽引してきた中国経済の行方、欧米経済の二番底懸念など、先行きを注視する必要がある。

4-2 日本経済は、海外景気の下振れ懸念や円高・株安の進行、景気対策効果の一巡による反動減を背景に、悪化懸念が強まっている(SANARI PATENT考察: 円高を悪化に直結させる見方には異論が多い)

4-2 海外鉄鋼市場は、中長期的にはアジアにおける鉄鋼需要の拡大が見込まれ、中国における過剰生産抑制による市況の底打ちが顕在化しつつあるが、今後、原材料価格の動向、東アジアにおける新規製鉄設備の稼働による鉄鋼会社間の競争激化など、様々なリスクが予想される。

SANARI PATENT所見

ハイブリッドカーモーター用電磁鋼板、半導体実装用被覆銅ワイヤ(特許)、機能性樹脂材料など、技術開発の成果も結実しつつある。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)       

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