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2010年10月26日 (火)

MUJI as the Main Brand of Ryohin Keikaku Co. Targets 40 Million Yen Overseas Sales

 株式会社良品計画・独自路線の現況と将来性

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

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R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

Twitter http://twitter.com/sanaripat

Lehmann Shock来の不況に続く為替変動のもとで、消費物品の流通業界は諸業態を通じて激変しているが、「無印」の独自路線を掲げて伸長し続けてきた株式会社良品計画はどのように発展しているか。「無印」と言えば「ブランド依存なし」で「良品計画」提供の信頼性に専ら依拠するようにも録られるが、英文では「Muji is the main brand of Ryohin Keikaku」と自己紹介しているので、「無印」がブランドとして設立後21年余の業績発展を支えて来た。

先日(2010-10-08)業績予想修正を発表したが、2011-02期の売上高予想を17487000万円から16793000万円に減額し前期比2.2%増を見込むと共に、営業利益は1292000万円で前期比8,6%減と示している。関連する定性的情報(SANARI PATENT要約)は、今後の流通動向を考える上で有用である。

(1)  不安定な欧州経済や米国経済の伸び悩みなどで為替相場が大幅に円高に揺れ、企業収益への影響が懸念されて、行き先不透明である。

(2)  消費環境においては、消費者の購買意識の変化による高額品の価格上昇と猛暑の影響で、大きく販売を伸ばす季節商材もあったが、全体が大きく回復するに至っていない。

(3)  このような状況のもとで良品計画グル-プは、「なるほど無印良品」という開発視点で「ずっと良い値」や「こだわり値」(SANARI PATENT考察: 説明を要するのではないか。もっと分かり易いネーミングが望まれる)など、納得性のある価格の商品を開発・販促してきた。

(4)  国内の無印良品販売事業では、衣料・雑貨について在庫コントロールを強化した結果、6月以降の気温上昇や猛暑に対応する商材の機会ロスが多く発生し、売上高を抑圧した。

(5)  海外の無印良品販売事業では、欧州において衣料・雑貨のアウター、カットソーが好調だった(SANARI PATENT注: カットソーは、編み機で編んだニット地を型紙に合わせて裁断・縫製した衣類の総称)。

(6)  アジアでは中国・台湾・韓国で生活雑貨の売上が好調で、シンガポールも上場に転じた。

SANARI PATENT所見

良品計画の中核事業である無印良品は30年前、西友のプライベートブランドとして生まれ、ナショナルブランドの装飾やムダを排して、良品を低価格で供給するというコンセプトが消費者に好感を持たれたことは、最近のユニクロに似ている。しかし、2001年からの急激な業績低迷など、好調を続けてきただけでもない。その起伏を考察し、今後はどのようにコンセプトを表現するか、工夫することが得策であろう。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)      

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