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2010年9月 5日 (日)

The Contents of Global Capitalism after Lehman Brothers Shock 

リーマンショックの発端とグローバル資本主義の内実

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

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(5)(承前2010-09-04記事)リーマンショックの発端は、金融工学が本来の目的でない方向で使われたこと、および、金融における規制緩和が原因である。日本では金融工学があまり発達しておらず、そのため、日本の金融機関はこの影響を直接は受けなかった。日本がリーマンショックで影響を受けたのは、金融部門ではなく、製造業などの実体経済である。従って、金融機関においては、規制緩和や金融工学の発展を。とことんまで追求しなくてもよいのではないかという考え方が出てくる。

(6) 米国において、金融機関だけで破綻が終わらずに実体経済に破綻が及んだ理由は、金融機関の崩壊によって消費者が非常に不安に陥り、購買意欲を喪失したことである。その影響が日本に波及した。これがグローバル資本主義の特徴で、カネと物が高速で世界中を動き回る。

(7) グローバル資本主義とは、国家が経済の主体としての役割を終えて、世界が一つの帝国と言ってよいようなフレームワークのもとで、ほぼ統一されたことを意味する。その帝国に存在するロジックがあらゆる経済活動にとって最も優勢な力になっている。これが、今の経済状況の大きな特徴である。(SANARI PATENT考察: 前記岩波座談会での武者陵司氏の発言だが、「帝国」という語が気になるし、国益主義・民族主義、知的財産権については属地主義が顕在で、偏在資源の流通も国家統制されている現況に、馴染まないのではないか。)

(8) 中国やインドの農村過剰人口が工場労働者化して劇的な生産性上昇をもたらし、これが先進国企業の多国籍化をもたらし、その利益を支えている。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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