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2010年9月14日 (火)

Mitsubishi Chemical Increases Production Capacity of Lithium-Ion Buttery Elements 

リチウムイオン2次電池の主要4材料全てを取扱う世界唯一企業としての三菱化学

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

Twitter http://twitter.com/sanaripat

日本企業の優位性は、様々な視点から評価しなければならないが、三菱化学が発表(2010-09-08)した「リチウムイオン2次電池用負極材の製造能力増強について」は、次世代グローバル経済の中核をなすリチウムイオン2次電池のコア要素について世界優位を緯持する計画として極めて注目される。その内容(SANARI PATENT要約)は、

1.      三菱化学は、香川県坂出事業所におけるリチウムイオン2次電池用負極材の製造能力増強を決定した。三菱化学は現在、坂出事業所に年産3000トンの負極材製造設備を保有しており、201012月に2000トンの製造能力増強を予定している。このたび、一層の需要拡大に対応するため、製造能力を更に2000トン増強し、年産7000トンとすることを決定したものである。増強工事の完了は2011年5月、投資金額は約10億円の予定である。

2.      三菱化学は、リチウムイオン2次電池の主要4材料、すなわち、電解液・負極材・正極材・セパレータの全てを取扱う世界唯一の企業として、顧客のニーズに適合する最適組合せを提案すると共に、安定した品質と供給体制を整え、電池材料ビジネスを更に拡大する。 

SANARI PATENT所見

三菱系企業では、三菱自動車、三菱商事がGSユアサと共同出資しているリチウムエナジー・ジャパンが、欧州に電池工場を建設する方針を固めたと、朝日2010-09-10が報じている。早ければ2011年に着工し、三菱自動車が提携するフランス・ブジョー・シトロエングル-プなどへの供給を見込むと見られる。リチウムエナジー社は三菱自動車の電気自動車アイミーブ向けに高容量リチウムイオン電池を製造しているが、海外生産は初となる。欧州ではCO2排出規制が強化される2012年に対処して、自動車各社が電気自動車開発に注力し、スペイン・オーストリアなどで電池工場設置を検討している。リチウムエナジー社はアイミーブ年産5万台対応のリチウムイオン電池新工場を滋賀県栗東市に2012年稼働、翌2013年欧州工場稼働の予定であり、これら諸計画と相関して、今次坂出事業所増強の必然性が理解できる。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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