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2010年9月 9日 (木)

INPEX Corp.’s First Production from the Ravensworth Field, Offshore Western Australia

国際石油開発帝石が西オーストラリア沖合ラベンスワース油田の生産開始(2010-09)

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

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国際石油開発帝石(東証1)は、子会社アルファ石油を通じて、オーストラリア連邦オーストラリア州沖合のラベンスワース油田で、本月から原油生産を開始した。同油田は7年前に発見された海底油田である。

国際石油開発帝石の今年4~6月期実績は、売上高2239億円で前年同期比20.9%増、経常利益1227億円で38.7%の著増を示しているが、今後の事業戦略は次のように述べられている。

1.      エネルギー構造変化への対応: 国際エネルギー基幹など内外の機構の長期エネルギー需要見通しにおいては、太陽光など再生可能エネルギーの増加があっても、石油・天然ガスは、エネルギー需要全体の需要増加により、絶対値では増加すると見られている。国際石油開発帝石は、天然ガスに重点を置きつつ、対応する。

2.      メタンハイドレートの開発: 一般のガス田に比べて生産のスピードが非常に遅いため(SANARI PATENT考察: 意味が不明確な表現)、その商業生産を、今後、日本周辺海域において実現するためには、システム効率を高め、十分な経済性が成り立つ開発・生産方式を確立することが非常に大きなかぢとなる。(SANARI PATENT考察: 要するに国際石油開発帝石としては慎重な態度で臨んでいるが、メタンハイドレートの日本沿海賦存量は広域かつ可採埋蔵量に富むので、国産エネルギーとして特段の注力をなすべきである。)

3.      円高対応: 円高が進むと、国際石油開発帝石のドルベースの売上高が、円で目減りするため、マイナス効果がある。他方、海外開発資金はドル中心に調達するので、円高では、ドルベースの投資負担額は減少する。

SANARI PATENT所見

国際石油開発帝石の業績は好調だが、石油・天然ガス開発事業とリスクについて、探鉱・開発・生産に成功しないリスク、確認埋蔵量が全量生産可能であることを保証する概念ではないこと、埋蔵量変動の可能性があること、オペレータの能力に依存すること、災害・原油価格著変・為替変動・金利変動・カントリーリスクなどがあり得ることなどを事業報告に記載している。反面、これらリスクを総合勘案するところに、経営手腕の発揮が見られよう。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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