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2010年9月20日 (月)

Cloud-Computing (including SaaS and IaaS) Related Copy-Wrights Problem 

クラウドコンピューティング関連の著作権問題

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

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クラウドコンピューティングの高度活用は、総務省・経済産業省の両省で次世代情報通信技術の要として政策課題とされているが、その急速な普及に伴う知的財産権上の問題を、日本弁理士会がパテント誌上で課題テーマとし、井上 正・弁理士の「クラウドコンピューティング」と題する解説を掲載したことは、誠に事宜に適する有益な記事として表敬したい。

上記両省とも、クラウドコンピューティングの定義を示すことなく政策課題を論じているが、例えばNTTデータは、「インターネットを経由して、電子メールやデータの処理・保管を始めとした様々なサービスを利用するコンピュータの新しい使用形態です。利用者は自分自身で特別なハードウェアやソフトウェアを持たなくても、クラウド(雲)に譬えられるインターネットへの接続環境さえあれば、利用したいサービスを必要な時に低コストで利用できるメリットがあります」と解説しているが、井上 正・弁理士は、「クラウドコンピューティングについての定義は一般的に明らかになっていませんが、ここでは、「ネットワークを通じて、そのネットワークのあちら側にある資源を利用するもの」とします」と述べられ、「あちら側」という言葉が親しみ深い。なおSaaS (Software as a Service)Wikipediaは、「必要な機能を必要なだけサービスとして利用できるようにしたソフトウェア(主にアプリケーションソフトウェア)もしくはその提供形態であって、一般的にはインターネット経由で必要な機能を利用する仕組みで、シングルシステム・マルチテナント方式になっているもの」と定義しているから、クラウドコンピューティングと等しいとも解され、既に相当程度の提供と普及を見ている。また、IaaS (Infrastructure as a Service)Wikipediaは、「インターネットを利用したコンピュータの新しい利用形態の一つである。IaaSでは、コンピュータシステムを構築および稼働させるための基盤(仮想マシンやネットワークなどのインフラ)そのものを、インターネット経由のサービスとして提供する」と定義しているから、SaaSはソフトウェアの面から、IaaSはハードウェアの面から見たクラウドコンピューティング同様の仕組みとも考えられる。

上記・井上 正・弁理士の記事は、「SaaSにおいてアプリケーションソフトウェアを使用する場合の注意点」、「IaaSにおいてストレージなどのハードウェア著作物をアップロードした場合の注意点」について、計11項目の解説を示し、クラウドコンピューティング利用における注意を包括している。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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