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2010年8月19日 (木)

Design Act Stipulates Beauty Sensitivity as Key Element of Design Right 

意匠法の基礎概念としての「美感」の定義   

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

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Twitter http://twitter.com/sanaripat

意匠権侵害の構成要件を充足するに至らない限界接近の模倣は、その意匠から製品の機能の同一性を誤認させ、意匠権者の利益を侵害する場合が多い。従って、意匠権の帆的構成の認識が重要であるが、弁理士会・パテント誌(2010-08)には次のような記述(SANARI PATENT要約)が見られる。

1.        意匠法における意匠は、物品および物品の部分の形状・模様・色彩またはこれらの結合で、視覚を通じて美感を起こさせるものであり、意匠法は、意匠の保護・利用を図ることにより意匠の創作を奨励し、もって産業の発達に寄与することを目的とする。

2.        美感は、意匠の形態が持つ創作的価値の総合的評価を示す。意匠の類否の判断は美感に基いて行うと規定されているが、その意味は、この視覚的効果をもたらす形態が持つ創作的価値の総合的評価に基いてすることを意味する。

3.        美感は、その意匠の本質的な要件である。美感というのは主観的だから法律に馴染まないという考え方があるが、およそ全ての法律用語が精確に概念として決まっているのではなく、それを埋めるのが法解釈である。「美感」を解釈する場合にも、意匠保護の根拠は、需要者の購買心を刺激して物品を買わせるという機能にある。従って、「美感」を客観的な意味で解釈しようとすると、「需要者の購買心を刺激を刺激する感じ・印象」である(SANARI PATENT考察: 極めて明快な定義で、パテント誌今次号の収穫と言えよう)。もちろん、客観的に判断されなければならないから、誰がそういう印象を判定するのか、「誰かが注意を喚起させられる」というのは、どういうことなのか、それは誰が、どういう場でというようなことを、この意匠の定義の中の美感の内容として決めれば、おれで美感の内容が客観化され、意匠の類似論に適用できる。

SANARI PATENT所見

特許法において、進歩性の有無の判断は「当業者」に委ねられるが、これに対応する「購買者」の概念を提案していると解する。

(コメントは sanaripat@gmailCom  にご送信ください) 

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