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2010年7月 2日 (金)

ASAHI KASEI Develops Unique Products and Business Models Combining Technologies and Talents 

化成・電子・住宅・医薬の総合・多角メーカー「旭化成」の「分散と融合」

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 世界経済の変動を起動すると共に変動に適応して、企業の存続と収益体質を確保するためには、事業内容の同一性を全く顧慮しない自己革新が機敏に実行されていく。旭化成の蛭田史郎前社長は、「変わるところが主流」で、「旭化成の9つの事業会社は、瞬間的な姿に過ぎず」、「多角化による主流意識の希薄化」で、「新しく変わるところこそが主流」としていたが、藤原健嗣新社長(2010-04-01就任)(SANARI PATENT考察: この社長交代も当時、「突如」発表されたと報道されたが、事業と同様、社長も「突如」変わることが必要な時流である)は、次の3点を強調している。

(1)  今後の変化に対応して生まれる日本の新たな産業構造や社会デザインの中で、旭化成がリーダーシップを発揮できる事業を創出する。(SANARI PATENT考察: よく読むと、「変化に即応する」と「変化を起動する」の、 受動・能動両面志向を強調している。)

(2)  中国始め成長期待エリアにおいて、事業を絞り込み、市場イニシアティブをとれるスピードで拡大戦略を実行する。

(3)  世界で次々に出現する新しいコンセプトや価値観を持つ産業に対して、旭化成が持つ素材・技術・人材を融合させて、事業を創出・拡大する。

SANARI PATENT所見

 上記(3)の「融合」に関連して、東洋経済誌の小滝麻理子氏は旭化成の動向を論評し、「総合メーカーと呼ばれる旭化成は、『分散と融合』で創造を志向し(SANARI PATENT考察:「選択と集中」との相違に注目すべきである)、新たな多角化を目指して『成長の波に乗る』から『市場を創る』に体制を切り替える」と題して次のように述べているが、電子コンパスの世界市場9割シェアなど、旭化成のHPでも直ぐには見つからないトピックスが貴重である。摘記すれば、

(1)  米国アップルがiPhoneを市場投入したこと(2008)によりスマートフォンが一気に拡大したが、NokiaGoogleが展開するスマートフォンには、電子コンパスの機能が登載されている。この電子コンパスのシェア9割以上と、ほぼ独占しているのが旭化成だ。

(2)  中国北京の首都医科大学では、旭化成クラレメディカルから派遣された社員達が、中国人の医師や看護師達に、血液浄化療法に用いる中空糸の操作を教えている。中空糸は、糸の内部に隙間を作った特殊な糸である。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)  

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