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2010年6月 9日 (水)

TOYOTA Overseas Production Ninth Consecutive Month of Increase (2010-04)

トヨタ2010-04グローバル生産台数は地域特性対応技術で前年同月比53.8%

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 トヨタの今次事業報告(2009-04-01~2010-03-31)が届いた。売上高は189510億円で、前年度比7.7%減だが、今年度(2010年度)4月のグローバル生産台数は667495台で前年度4月の53.8%増、9カ月連続の増加で、回復基調を明確にしている。特に経営効率の向上により営業利益が14751600万円に達し、前年度の営業損失46100110万円から顕著に好転した。

 先般の安全性問題は、グローバル企業にとって世界の地域特性に即応する技術と販促ノウハウの必要性を改めて認識させ、トヨタの「現場主義」を一層強化したと、SANARI PATENTは考察する。以下、今次報告の内容(SANARI PATENT要約)を考察する。

(1)  世界経済はアジアを中心に持ち直しの動きが広がり、景気は下げ止まりの状況にある。(SANARI PATENT考察: 2009-03に底入れしたとの内閣府認識に符合するが、その発表と前後してユーロの8年来安値が報じられた)。日本経済も、アジア向けを中心に輸出が増加するなど着実に持ち直しているが、自律的回復には至っていない。

(2)  自動車業界は、新興国の市場が拡大したが、先進国では小型車・低価格車化という市場構造の変化が進んだ。

(3)  トヨタは、世界各地域の顧客が「欲しい」と思うクルマを、「買いたい」と思える価格で提供する「商品を軸とした経営」に取組んできた。

(4)  北米では、顧客のニーズに合わせ現地でデザイン開発された「シエナ」を投入するなど、地域に根差したクルマづくりを推進している。

(5)  一方で、従来のような定期的な新モデルの追加にこだわらず、既存のモデルにおいても商品を熟成させ、十分な性能をリーズナブルな価格で求めたい顧客のニーズに応えるため、中国における「カローラ」など、新旧型モデルの並行型販売を行った。

(6)  各国・各地域の変化を機敏に捉え、「攻める分野」と「退く分野」を見定め、迅速かつキメ細やかに地域戦略を推進している。例えばインド市場向けに新たなに「エティオス」を開発した。

SANARI PATENT所見

「カンバン」や「見える化」など、ビジネス方法特許の自社実践で信用絶大であり、グローバルに模範とされてきたが、今次経済回復における地域特性即応にも、新たなビジネスモデルを創出・発揮するであろう。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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