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2010年6月 7日 (月)

SUMITOMO CHEMICAL Globally Creates Hybrid Chemistry 

住友化学売上高の3分の1がアジア海外地域

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

住友化学の今次事業報告(2009-04-01~2010-03-31)が届いた。売上高1兆6209億円のうち海外売上高が7289億円で45%を占め、うちアジアが5394億円で、海外の74%、全体の33.3%を占めている。2008年度の41.9%および30.8%に対して、海外比率、特にアジアの比率が着実に増加している。日本産業発展の海外基盤として注目される住友化学の海外動向を部門別に概観する。

(1)  アルミニウム開発→ インドネシア、ニュージーランド、オーストラリア、ブラジルでアルミニウム地金の開発に参画し、国内に安定供給している。

(2)  メチルメタアクリル製造→ 韓国における日本触媒と合弁で、ポリマーまで一貫生産し、韓国市場で販売している。シンガポールではモノマーおよびメタクリル樹脂を生産して旺盛な需要に対応している。タイではシートを生産している。

(3)  ポリエチレン・ポリプロピレン製造→ シンガポールで増産し、東アジアの需要増に対応している。北米ではポリプロピレンの自動車分野需要を開拓している。サウジアラビアでは、サウジアラコムと折半出資で世界最大級の石油精製・石油化学統合コンプレックスを始動した(2009)

(4)  精密化学・情報電子化学製品→ 北米のSUMITOMO CHEMICAL社で精密中間物・医薬化学品等を拡販、また、住化エピソリューションの現地子会社でMOエピウエハー(SANARI PATENT注:リチウムイオン二次電池の材料)を中心とする情報電子化学品を製造販売している。欧州ではベルギーの拠点で染料・レゾルシン(SANARI PATENT注:強殺菌性)・フォトレジスト・飼料添加物等を販売、技術サービス、またポーランドでは偏光フィルム・拡散板を製造している。韓国に、東アジア地域の拠点を確立し、液晶ディスプレイ材料の生産能力を増強している。台湾子会社で偏光フィルムを生産、中国無錫市所在の子会社で偏光フィルムの加工と導光板を製造している。

(5)  農薬化学製品→ 米国・メキシコに生産子会社を有し、拡張している。スペイン・イタリア・ハンガリーでも同様である。台湾・マレーシア・中国上海・南アヒリカのプレトリア・インドのムンバイ・中国大連で、農薬中間体・農薬を製造拡販している。

SANARI PATENT所見

 住友化学も世界不況の影響を受けたが、今次報告で営業利益515億円、経常利益350億円を計上し、業績向上を示している。創造的ハイブリッドケミストリーをグローバルに展開することが期待される。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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