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2010年6月19日 (土)

Nichirei Co.’s Business Encompasses from Upstream to Downstream of the Food Industry 

ニチレイ事業活動のグローバル性と世界情勢変動

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 日本が真珠湾攻撃で対英米開戦して丁度一年後の1942-12に、帝国水産統制株式会社として、ニチレイは発足している。終戦に伴って「日本冷蔵株式会社」と商号変更し、農水畜産の各分野からバイオテクノロジーにも進出し、1985-02に「ニチレイ」と商号変更、オランダの冷蔵会社を買収するなど、冷蔵技術を駆使して、グローバルに活動している。特許活動も活発で、近年の公開発明には例えば、

(1)  ニチレイフーズ「容器内への物品収容方法特許物品収容装置」(公開日2009-09-17)→ 冷凍のコロッケ等のように脆弱性を有する物品であっても、その搬送および梱包を容易とし、その作業の効率を向上させる。

(2)  ニチレイバイオサイエンス「カシューアップルの用途」(公開日2009-07-16)→ カシューアップルの有用な用途を提供する。

(3)  ニチレイフーズ「食品連続加熱機およびそれに用いられる放射温度計」(公開日2009-07-16)→ 各加熱エリア毎に加熱温度を個別に制御することができて、全エリア均一加熱を含めた様々な温度制御を実現できると共に、装置コストを低く抑えながら、加熱ムラ等を生じにくくできるようにされた食品連続加熱機を提供する、などが見られる。

 丁度、ニチレイの今次事業報告(2009-04-01~2010-03-31)が届いたが、「消費者の節約志向の高まりから、大手小売業者によるプライベートブランド商品の拡大などにより、低価格化が顕著になると共に、荷主企業の在庫調整が一巡したことに伴って、高水準を緯持していた在庫量は減少傾向に転じ、輸送事情も荷動きが低迷するなど、業界を取り巻く環境は目まぐるしく変化しました」と述べ、ニチレイの売上高は43811100万円と7.7%減収ながら、採算性改善の努力や原材料調達コストの安定により、営業利益は1681400万円と11.0%の増益と報告している。注目事項としては、

(1)  チキンカテゴリー強化のため、タイで合弁会社を設立し、新工場建設に着手した。

(2)  消費者の節約・内食志向に対応した増量規格品「本格炒め炒飯」「ミニハンバーグ」「からあげチキン」「えびピラフ」「お弁当Good!」などが順調だった。

(3)  寿司ネタや、「たこ」の取扱が伸長した。

(4)  インフル影響で、メキシコ産の豚肉が敬遠された。

(5)  純国産鶏のブランド品に注力した。

(6)  上海や欧州各地で、低温物流事業を展開した。

(7)  ポーランドに新物流センターを設けた。

(8)  ブラジルの生産拠点を活発にする。

(9)  フランスで低温物流企業を新規取得し、活用する。

(10)          バイオは、染色・化粧品について展開する。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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