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2010年5月11日 (火)

ONWARD Develops Global Network for its Apparel Brand 

アパレル最大手・ONWARDの商品・市場開発戦略と百貨店

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 ONWARDの事業報告(2009-03-012010-02-28)が届いた。「アパレル最大手。『23区』『組曲』など百貨店向け中心。買収ブランドを中心に世界展開にも意欲」と特色付けられてきた(会社四季報)ONWARDであるだけに、日本のブランド戦略、ONWARDへの外国系出店、国内小売業態の多様化など、環境の著変にどのような対処が見られるか、注目される。

 ONWARD今次報告の内容(SANARI PATENT要約)を見ると、

(1)  www業界は、生活防衛意識の高まりから低価格競争に拍車がかかり、個人消費環境は非常に厳しい状況になった。(SANARI PATENT考察: ユニクロなどを考えると、差別化の進捗が厳しさを増したというべきである。)

(2)  ONWARDは経営の効率化と共に、価値ある商品の開発・提案を強化し、また、M and Aによる事業拡大としなじー効果による収益性の改善、ネット市場への本格的参入などに取組み、下半期にその成果が現れたが、通期では売上高24863400万円で前期比4.7%減、営業利益438300万円で51.7%減となった。

(3)  海外事業については、ラグジュアリー市場の回復の遅れから(SANARI PATENT考察: 贅沢市場は、グローバルに流行から外れたが、最近は新興国富裕層で拡大)、欧州でジョゼフ、ジルサンダーの両グル-プが営業損失となったが、ジョゼフは新成長戦略の商品施策・店舗施策が下期に本格稼働し、下期は増収増益した。その他も改善しつつある。

(4)  日本のファッション市場は成熟化し、グローバルな企業競争のもと、消費者お選別は厳しさを増している。百貨店・ファッションビルなど商業施設・流通企業の変貌と、人口構造の変化から、ライフスタイルに応じて流通を使い分ける選択消費や、消費者の価値観の多様化が進み、ファッション消費は構造的にも消費者行動的にも、大きな変革期を迎えた。

(5)  ONWARDは、商品化計画の精度向上と生産リードタイムの短縮によって、市場動向に機敏に対応する生産体制を強化し、企画から店頭販売に至る全てのSupply Chainにおいて、スピード化とコスト削減を実現する。

SANARI PATENT所見

 ONWARDの中国展開が、製造小売の業態として新たな基軸を創出するよう期待する。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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