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2010年5月 4日 (火)

Competition in the World Market of Storage Battery 

蓄電池の世界市場における競争状況

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

(承前2010-05-03記事)蓄電池の材料および蓄電池自体の技術は、日本企業が現時点においては世界をリードしていると、経済産業省は見ている。一方で、海外の蓄電池メーカーが革新的な技術開発による市場獲得を狙って続々と参入しつつある。現時点では日系蓄電池メーカーの生産量が圧倒的であるが、アジアや欧米のメーカーが大規模な設備投資を計画し、2015年時点では海外企業の蓄電池生産が世界市場の半ばを占めるという予測もある。

 また、リチウムイオン蓄電池材料に関する特許出願件数は、日本が優位性を緯持しているものの、近年、海外勢、特に中国勢が特許出願件数および論文発得している。このため、リチウムイオン蓄電池の新材料についても、引続き幅広い基礎的研究が必要である。

 この10年間、液晶パネルテレビなど幾つかの電子製品において、製品が市場に出た段階では日系メーカーが世界市場をリードしていたにもかかわらず、市場が発展するに連れて、シェアーを縮小・喪失してきた事例が続発しており、車載用蓄電池についても、同様の懸念がある。(SANARI PATENT考察: 例えば中国は、リチウムイオン蓄電池製造に不可欠なレアアース資源を準独占的に埋蔵保有しており、資源国家主義的な立場でその有利性を発揮することが考えられ、日本は、中国との友好関係を益々強化して、共進的立場で臨むべきである。)

 また、欧米の大手自動車メーカーは、日本の自動車メーカーの技術的優位に追いつくべく(SANARI PATENT: これは経済産業省の判断)水平分業化により、蓄電池メーカーとの提携をグローバルに推進し、電気自動車およびプラグイン・ハイブリッド自動車の開発を加速している。米国・中国等の新興企業もリチウムイオン蓄電池を搭載した電気自動車市場に参入している。(SANARI PATENT考察: エンジンからモーターへの変換が、業界構造を革新しつつある。)      

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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