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2010年4月28日 (水)

Strategies of Textile-Fashion Industry Proposed by METI 

繊維・ファッション産業の在り方について経済産業省発表(2010-04-26)

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 今次報告は42ページにわたるが、終りの3ページ余を「今後のわが国繊維・ファッション産業が担うべき役割」の論述に当てているので、その内容(SANARI PATENT要約)を先ず考察する。

1.    わが国の繊維・ファッション産業は、新興国等の台頭による競争力の低下、海外ビジネスの遅れ等を背景として、極めて厳しい状況にあるものの、品質や機能の技術面、デザイン等の感性面など、強みを有する要素も多く持っており、世界的な繊維需要の拡大や他分野への展開などによって更に拡大し、わが国社会・経済に大きく貢献する可能性を有する。

2.    このような可能性を実現するためには、官民一体で、緯持すべきところは緯持しつつ、変えるべきところは変革を断行する強い意志の取組を要する。

3.    今後のわが国繊維・ファッション産業が担うべき役割は先ず、産業のフロントランナーとして、今後の日本産業が歩むべきモデルケースを提示することである。繊維産業は、日本産業の中でいち早く発展し、国の経済成長を支えつつ成熟した産業である。かって繊維産業の機械化が日本の機械産業の基盤を構築したように、今なお繊維の技術は様々な形で改良・応用され、炭素繊維のような高度な繊維先端素材事業を育成すると共に、繊維技術を基盤とするプラスチック、IT材料、医療・ヘルスケア、水処理など、企業の多角化に貢献している。

4.    一方、既存の繊維事業は、新興国からの激しい追い上げもあり、大幅な輸入超過、国内生産縮小という構造が加速している。しかし、この厳しい事業環境下で更なるグローバル化を通じた事業構造改革など、生き残りのための方策を確立できれば、同様の問題を抱える他産業に対しても、一つのモデルケースを提示することができる。

5.    次に、産業資材の供給について、繊維産業の革新的な先端素材は、今後の日本産業を牽引する成長産業の発展を支える素材産業となる。差別化を図った革新的繊維先端素材(SANARI PATENT: この用語は原文のまま)の活用によって、環境、エネルギー、健康など、今後の成長が有望視される分野の国際競争力を支え、素材供給メーカーとしてユーザー企業とWIN-WINの関係を構築することが可能である。

SANARI PATENT所見

 この報告によって、どのような予算要求や制度整備、組織新設をするのか、顕在化していない、珍しい官庁報告である。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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