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2010年3月 8日 (月)

SHOWA DENKO to Strengthen Electronic Agent Business 

昭和電工がエレクトロニクス向け洗浄剤の生産販売一貫体制による安定供給を実現

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 昭和電工の今次事業報告(2009-01-0112-31)が届いた。業歴71年の変遷は、日本産業の変遷を、そのまま反映している観があるが、今次世界経済変動をどのように反映しているか。報告(SANARI PATENT要約)は次のように述べている。

(1)  2009年前半の輸出・生産は極めて低水準となり、後半には、アジア向け輸出の増加や世界的な在庫調整で生産持ち直しの動きが見られたものの、個人消費の低迷、急激な為替相場の変動等により、厳しい環境が続いた。

(2)  昭和電工グル-プは、選択と集中による事業構造改革と財務体質強化に取組んだが、化学・非鉄金属業界、電子部品・材料業界の事業環境は、年後半に需要回復の動きはあったが、年前半の電子部品、自動車等の大幅な生産調整・在庫調整の長期化もあり、総じて非常に厳しい状況が続いた。このため、昭和電工の売上高は前期比32.4%減の67820400万円、営業損失は498300万円となった。

(3)  部門別に、石油化学部門は、オレフィン事業(SANARI PATENT注:エチレン・プロピレン等)は、2009-06以降、稼働率は高水準で推移したが、原料ナフサ価格下落に伴う販売価格低下により減収した。有機化学品事業は、高純度テレフタル酸向け酢酸の販売撤退等により減収した。なお、2010-07-01に昭和高分子と合併する。

(4)  上記外の化学品部門は、酸素、窒素、水素等は増収したが、アクリロニトリル、アンモニア、合成ゴムは、自動車向け等、減収した、なお2009-12-24に、昭和炭酸を完全子会社とした。

(5)  電子情報部門において、ハードディスクは2009-04-01~06-30期以降、販売数量は急回復した。なお2009-07-01に、富士通からハードディスク生産会社の全株式を譲受した。また、』先端電池材料部を2009-09に新設した。

(6)  無機部門では、人造黒鉛電極、セラミックス事業とも需要回復が遅れた。

(7)  アルミニウムその他部門では、年央からコンデンサ用高純度箔の需要が急回復し、アルミ缶は販売数量増、増収した。

SANARI PATENT所見

 昭和電工の技術開発は一貫して活発であり、世界最高出力の植物育成用4元系赤色LED素子の開発や、有機EL素子で世界トップクラスの光取り出し効率40%達成は、わが国産業のイノベーションに直結する成果である。

 さらに、高純度シクロヘキサノン(半導体や液晶パネルの製造工程における洗浄剤)の生産設備を中国に設置し、2010-10から量産を開始すること(2010-03-04発表)は、その原料の現地調達と相まって、日中産業の緊密化を進める重要な意義を持つ。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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