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2010年3月14日 (日)

Over The Counter Business by SS Pharmacy 

エスエス製薬の業績に見るOTC医薬品業務の趨勢

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 エスエス製薬の今次事業報告(2009-01-01~12-31)が届いた。大衆薬4位級(会社四季報)で、ドリンク剤、解熱鎮痛剤、美白錠剤、風邪薬、便秘薬に集中と見られている。医師増員計画が遅滞を続ける医療行政の誤りは改善の兆しを見せず、健康の自己管理が益々重要となる趨勢で、OTC医薬品(店頭販売医薬品)の重要性は一層高まり、そのメーカーの社会的責務は重大である。

 その視点から今次エスエス製薬の報告(SANARI PATENT要約)を以下に考察する。

(1)  OTC医薬品の市場では、2009-06施行の薬事法改正に伴って、当初はOTC医薬品市場への期待感が高まったが、現時点においては、特に第1類医薬品(SANARI PATENT: 服用について専門的知識の提供を要する大衆医薬品)の伸び悩みが店頭販売に影響を及ぼしている。

(2)  このような状況下でエスエス製薬は、独自の戦略であるIdeal Business Modelの3ケ年計画の3年目となる当期を、体質改善による体力を成長に繋げる年と位置づけ、5つのコアブランドを中心とする施策を進めた。

(3)  その結果、連結売上高は前期比微減の4750500万円であったが、営業利益は22.6%増の394800万円、経常利益は41.2%増の421600万円、当期純利益は1.27倍の179200万円という顕著な増益を達成した。

(4)  エスエス製薬の主力であるConsumer Health-Care部門では、広告宣伝費の効率的な投入によるコアブランドの強化。育成が奏効し、売上高増を見た。製品別では、便秘治療剤、鎮痛剤、美容ビタミン剤の新製品の売上高が好調である。

SANARI PATENT所見

 高齢化に伴うHealth-Care関連市場の拡大と、Self-Medicationへの生活者志向高揚により、新機能OTC医薬品の開発を伴って、エスエス製薬の市場は拡大を続けるというが予想される。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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