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2010年3月15日 (月)

Isetan Mitsukoshi Group aims to be “My Indispensable Department Store”

 伊勢丹三越グル-プの復調

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 今朝(2010-03-15)の朝日新聞一面トップ記事は「さらば百貨店」と特大活字を躍らせ、更に経済面の8割を「脱・百貨店頼み」特集に充てる重大関心ぶりだが、「生き残りへ変革続く」と結んでいるので、どのように期待できるのか、流通知財の見地から注目されるところである。

 先ず客観的に、昨月(2010-02)の三越伊勢丹ホールディングスの売上高を見ると、「変革」の在り方により再活況の望みありというのがSANARI PATENTの観測である。すなわち、三越の日本橋本店2月売上高は、2009-0295.0%、既存店合計は91.4%、伊勢丹の新宿店は96.6%、全店合計は99.8%だが、これには吉祥寺店の235.2%が含まれている。上記朝日特集の契機は、この伊勢丹吉祥寺店の閉店(2010-03-14)であるが、2.3倍超という時限大繁盛は、明らかに安値特売によるもので、この「安値」にこそ百貨店復活の契機があるのに、そこに徹底せず、トップメッセージに言うような「高品質」標榜に依存するならば、再生は遠いであろう。「高品質」標榜の害悪は、百貨店が本質とした「何でも揃っている」便利さを棄てて、日常必需品などでも単価が安い品、例えば耳かき、孫の手、踏み竹、安全ピン、縫い針などは置かない(売場面積効率のみ考えている)ことに現れ、かつ、「高品質」だから「それに見合う価格」という意図が見え透いている。例えばユニクロのヒートテックは明らかに高機能である上に低価格で、この類の専門商店が続出群居すれば、百貨店に入る意味が無くなることは当然である。

 2010年を迎えてのトップメッセージには、3つの基本方針として、第一に「三越伊勢丹ブランドの明確化とブランド価値の向上を掲げているが、むしろ、プライベートブランドの低価格販売を、品揃え良く強化すべきである。第二に「店頭における販売員一人一人が提供する顧客満足の最大化」を掲げるが、あらゆる商品が店内に有って、その再低価格な売場はどこかを示さなければ、顧客の満足は無い。第三の「営業基盤の統合」も、それが「低価格実現」に直結することを明らかにしなければ、顧客にとっての魅力はない。

SANARI PATENT所見

 インターネット販売などにも注力し始めたようだから、とにかく様子を見守ることとしよう。(細かいことだが、株主優待と伊勢丹カードの併用が不便なことなど、経営者の細心の配慮が行き渡っていない)。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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