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2010年2月18日 (木)

So Far No Serious Accidents With Any Toyota Models involved in the two Recalls in Italy

 トヨタリコールに対する欧米の温度差、グローバル視点の観察

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 日本国民は今次トヨタリコール問題をどの程度、客観的かつ精細に把握できているだろうか。米国議会公聴会の帰趨に目下注目が集まっているが、欧州はどうか。例えばMILAN(AP)(mainichi.com2010-02-11)は、「欧州でトヨタ、ピリウス5万台リコール」と題して欧州での反応を次のように述べている(SANARI PATENT要約)。

(1)  世界最大の自動車メーカー・トヨタのピリウスの安全性に関する失策に困惑して(embarrassing safety lapses)、ブレーキシステムのロックに関するソフトウェアを修正すべく、トヨタは欧州5万台のピリウスをリコールしている。

(2)  例えばイタリアのビジネスマンClaudio Bottaは、毎日プリウス(エコフレンドリーな電気エンジン)でイタリア北部のベルガモ市から60kmのドライブをしているが、「完全に安全と感じている」(feels perfectly afe)

(3)  一方、欧州の消費者団体は、トヨタのリコールを注意深く見守っている。欧州の消費者は米国のそれよりも呑気(complacent)かも知れないから。

(4)  トヨタは、2010-01-29に欧州で、別の8モデルについてリコールしたが、今日(2010-02-11)まで、トヨタ車についてシーリアスな事故は報告されていない。従って、トヨタが受けたダメージは、イメージに対するものと、株価の下落ぐらいであると、Codacons Vice President Gianluca Di Ascenzoは言っている。

しかし日本国内では、例えば大衆誌「週刊現代」(2010-02-27)に大橋巨泉氏が、もっと深刻な見方を披歴している(SANARI PATENT要約)

(1)  ものづくりの危機こそ日本の大問題である。先ずはトヨタの不良車回収である。アクセルとマットの不具合で、もしアクセルペダルが戻らないとしたら、大惨事につながる。(SANARI PATENT考察: 日本自動車工業会は最近、マスコミに「運転席フロアマットの正しい使い方」を図解しているが、マットの選択、固定方法、重ね敷きがペダル・ブレーキの作動を妨げることを述べている。平素から、もっと早期に解説すべきである)

(2)  今回のトラブルは、異なるパーツに問題があり、パーツのメーカーが異なるのだ。アジアに新興国の低コストと競争するために、パーツを外国の工場に依存する率が高まった結果だろう。

(3)  しかし、それだけが原因ではない。New Zealand Herald紙のタイトルのように、「日本の大企業、尊大さと自己満足のツケを払う」と考える。

SANARI PATENT所見

 製品の欠陥の有無より先に、欠陥が有ると考えられたことに問題がある。その未然対策のノウハウこそ、真の知財である。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください) 

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