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2010年1月 5日 (火)

New Business Method, New Brand, Personal Entrepreneuring of Wine 

New Business Method, New Brand, Personal Entrepreneuring of Wine 低価格やネット販売に依存しないビジネス知財の実例

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 巣籠りでリーズナブルなワインを祝杯した人、円高メリットで旅行社に誘引されて韓国やハワイで祝杯した人、ホテルに泊らないがそのレストランで元旦祝杯した人、派遣村で祝杯しなかった人など、新春は多様だが、内需の振興、起業の促進、ブランドの確立、過度な低価格化はストップなどと共に、起業による所得と雇用の創出が、経済の回復と成長の必須要件である。と言っても、それは独創的な知財によるのだが、「日仏の地域をワインでつなぐ」人として、朝日新聞(2010-01-04)に紹介された金井麻紀子氏(36)のビジネスメソッドはネットを超える「人と人との結び付き」を創る知財として、地域振興の参考にもなる。内容(SANARI PATENT要約)は、

1.      信頼関係の構築: 金井麻紀子氏は、群馬県桐生市を拠点に、フランスとイタリーからワインを輸入・販売している。自分の舌で探したワインの輸入を手掛け、フランス全土で300近い生産者を回るというから始めたが、取引まで至ったのは30数軒に過ぎない。毎年必ず買うという約束を守り、信頼関係を築いてきた。

2.      業界ネットワークの形成: ある生産者が別の優れた生産者を紹介してくれたり、別々に見つけた生産者同士が実は非常に繋がりが深かったという場合もあって、ネットワークが形成されてきた。

3.      ブランドは自分(差別化): 自分の名前・麻紀を採って「マキコレ(マキコ・コレクション)という名前を付けた(1998)。日本のワイン業界では、米国のワイン評論家ロバートパーカー氏が付けるパーカーポイントのようなものが、もてはやされるが、マキコレは、日本人の麻紀子氏が、日本人の味覚に合わせて選んだワインとして差別化できている。

4.      地域性の利点: 地方を拠点としていることは不利にはならず、倉庫を自前で持てるのでコスト面で有利だし、ワインを最良の状態で管理できる。

5.      ネット販売・安売りはしない: 全国で36軒の酒屋と、限定したレストランのみに卸し、酒屋にも、ネット販売をしないよう求めている。店頭で来客に品質を説明し、価格に見合う品質であることを納得してもらう。

SANARI PATENT所見

 商品の種類にもよるが、ビジネス方法、ブランドの創出、価格政策の的確が創業の要点であることを示している。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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