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2010年1月30日 (土)

METI Announces International Standardization Road Map for Smart Grid 

スマートグリッドに関する国際標準化について経済産業省発表

弁理士 佐成 重範 Web検索 SANARI PATENT

B Site http://sanaripatent.blogspot.com/

R Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

 次世代エネルギーシステムの諸要素について、自国・自社技術の国際標準化を獲得できるか否かは、国際競争力の決定的要因となる。特にスマートグリッド(概念は後記4)に関する技術の国際標準化は、次世代エネルギーシステムの核心、ひいては産業構造の核心をなすから、産業政策・企業戦略の要諦であること、異論がない。(SANARI PATENT: 経済産業省は、この報告では次世代エネルギーシステムとスマートグリッドを同義語として記述しているが一般的にはエネルギーシステムを上位概念とすべきである。)

 従って経済産業省(担当:産業技術政策局)は、「次世代エネルギーシステムに係る国際標準化に関する研究会を設置し(2009-08)、東大大学院・横山明彦教授を座長として検討を進めてきたが、このたび「スマートグリッドに関する国際標準化ロードマップ」をまとめ、公表した(1010-01-28)。その内容(SANARI PATENT要約)を考察する。

1.      米国では、再生再投資法において、スマートグリッド関連45億ドルの予算が計上され、欧州においても、EU委員会のスマートグリッドに関するタスクフォースが始動するなど、具体的な動きが広まっている。中国等の新興国においても、経済発展を支える社会インフラ整備の一環として、今後の市場拡大が期待されている。

2.      スマートグリッドは、広汎な技術・事業を包含するシステムであり、それらが相互に繋がるためのルールとしての標準化は極めて重要である。米国においては、スマートグリッドに関する標準化ロードマップが先日公表され、また、IEC(国際電気標準会議)においても、今後の対応の議論が進められている。

3.      標準化とは、単にルールの策定にとどまらず、競争領域と協調領域を分けることである。従って、将来の市場を見据えつつ、わが国産業界の強み弱みを踏まえ、どの分野において、いかなる国際標準化を進めていくべきかを明らかにし、関連する施策も含めて政策を策定する必要がある。

4.      スマートグリッドは、最新の情報技術を活用して電力需給に係る課題に対応する次世代電力系統と概念されている。一般に、再生可能エネルギー等の分散型電源の大規模導入に向けて、従来からの大規模電源と送配電網との一体運用に加えて、高速通信ネットワーク技術等を活用し、分散型電源・蓄電池や需要側の情報を統合・利用して、高効率・高品質・高信頼度の電力供給システムを実現する。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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