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2009年8月13日 (木)

Problems Concerning Multi-Use-Trial for Broadcast Contents 

マルチユーストライアルの問題点摘出

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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 マルチユーストライアルは、従来の受発注関係を超えて、様々な資金を導入し展開していく新しいスキームであるが、19作品が受賞したにもかかわらず、放送が実施され、軌道に乗っているのが4作品にとどまっている。広告料以外の資金調達の在り方を含めて、新たな視点が必要とされ、次のような諸指摘が見られる。

 なお、AMD(デジタルメディア協会:総務省所管団体)は、動画コンテンツをTV放送やインターネット配信など複数用途で利用するプロジェクトを、2009年度も継続実施するので、その成果をも見極めるべきである。

2-2(承前2009-08-12記事)マルチユーストライアルの所期効果と実際:

2-2-1 多様なコンテンツの製作機会だ創出され、視聴者にとっても、多様なコンテンツの視聴機会が増える。

2-2-2 番組製作者にとって、新しいコンテンツを創るクリエータやゼネラルプロデューサのような人材の育成機会になる。

2-2-3 民が資金を出す以上、収支成立が必要で、企画・政策・出資・配給・収益配分のバランス担保者の観点でスキームを設定することが必要である。

2-2-4 番組制作会社と放送局のコラボレーションや、新しいIPTVのサービス事業者と製作会社が連携製作した新しいスタイルの映像コンテンツを一部放送で使うなど、様々な形態が、これから生まれる。

2-2-5 総製作費回収見込み比率の中で、放送権購入による収入をどの程度見込むかが問題である。その比率が少なければ、この企画単体として実現する保証となり、企画としてマルチユースに対応している判断になる。

2-2-6 トライアルの進め方自体に課題がある。国または協力者である放送局が、最初から、「AMDアワ-ドにこの放送時間枠を提供する」ということで始めれば、円滑に進むはずで、スポンサーもつき、出演タレントも決まる。

2-2-7 マルチユース企画の選定について、選定基準も含め、提案者に対する情報提供が不足していたため、次の機会に挑戦する場合の攻め方が分かりにくい。また、事務局において放送局、代理店、出資者を含めたコーディネーションもなかった。何らかのアドバンテージ、資金的なバックアップもあるが、地上波の放送枠の確保をなすべきである。

(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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