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2009年8月11日 (火)

General Affairs Ministry Invites Public Comments on Digital Contents (2)

「コンテンツ競争力強化のための法制度」について提出期限2009-08-28(2)

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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1-1-2-3(承前2009-08-10記事)番組の二次流通については、フェアトレードという考え方が重要であり、適切な立場の者が適正なコストを作り上げることが必要である。コンテンツ大国を目指すのであれば、インフラの販売促進のための材料としてコンテンツを位置づけるのではなく、適切な者がコスト負担していく構造の構築が必要である。

1-1-2-4 ネット配信が進んでいない最大の理由は、ネットワーク流通に関する収益性の悪さである。ネットワーク環境や端末環境は非常に進歩しているが、依然としてビジネスとして成り立っていない。

1-1-2-5 権利処理効率化の取組は、権利者団体による映像コンテンツ処理機構や著作権集中処理機構の設立等によって一層進んでいる。権利処理がボトルネックであるという従来のステレオタイプな考え方はやめるべきである。弱い立場を責めるのではなく、なぜビジネスにならないのかについて国を挙げて議論すべきである。

1-1-2-6 ネットの収益性が悪いことが、インターネットにおけるコンテンツ流通上の問題であるという指摘は理解するが、権利処理に要するコストが問題点として指摘されていることも事実である。そのコストにより、本来の潜在的収益が損なわれ、全体としては利益が損なわれているのは惜しいことである。

1-1-2-7 フェアユースの導入等、コンテンツ流通を促進し利益を挙げるための方策について議論されてきたが、結局、違法なコンテンツ配信だけが利益を挙げている。動画配信は、サーバ負荷もコストもかかるものであり、動画を安く配信して欲しいという要請しかないなら、知財立国は絵に描いた餅である。

1-1-3 権利者の許諾権制限に対する考え方の整理

1-1-3-1 既存のメディアであるコンテンツホルダーに権利を集中させることにより、ネット流通が促進するのか、疑問である。むしろ、ネットでの収益性の悪さが問題であり、そこを解決する努力を先行すべきである。

1-1-3-2 一つのコンテンツから収益性を極大化するインターネットの利用の在り方について、コンテンツの所有者と権利者が協議しながら考えることが、コンテンツ大国を目指す道である。そういう場を無視する法律をつくることは、コンテンツが豊かに作られ、流通され、収益を上げる道を閉ざす行為である。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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