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2009年8月 6日 (木)

Current Competitive Status of CATC Internet Market 

CATVインターネット市場の競争環境

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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 電気通信サービスにおける競争確保の考え方は、新たな電気通信利用形態の創出において考慮すべき一つの重要な要素である。この意味で競争の実質的考え方を考察する。

6.(承前2009-08-04記事)CATVインターネット市場では、契約数は引続き着実に増加している。合併の進展により、この市場における上位3社のシェアは43.7%で、一貫して緩やかな上昇傾向にある。しかし、FTTHADSLの競争圧力を考慮すれば、単独・協調いずれも、市場支配力を有する事業者は存在しないと評価できる。ただし、CATVインターネットについては、地域独占的な側面もあること、地域ごとに提供事業者が異なるなど、地理的な条件で競争環境に差異があることに留意すべきである。

7.法人向けネットワークサービス領域の市場分析: 法人向けネットワークサービス市場では、専用サービス等の従来型のサービスの比重が低下する一方、WANサービスの回線数が増加傾向にある。WANサービス市場におけるNTTグル-プのシェアは合計69.0%であり、NTTグル-プが協調して市場支配力を行使できる地位にある。しかしながら、ファイアーウォール規制の存在、足回りに用いられるダークファイバの接続料金への規制、インターネットVPNを含めたWANサービス内での競争活性化を考慮すれば、実際に市場支配力が行使される可能性は低い。また、専用サービスでのMTTグル-プのシェアは94.7%NTT東西のシェアは91.2%)と独占的な状況であるが、WANサービスからの競争圧力を考慮すれば、市場支配力行使の可能性は低い。

8.新サービスの市場競争への影響: 近年、様々な領域の通信サービスが組み合わされて提供されるサービス、いわゆるバンドルサービスの提供が拡大している。このうちには、トリプルプレイ(固定電話、ブロードバンド、テレビ視聴の3種類の組合せ)に加えて、固定電話と移動体通信間の無料通話等、複数の通信サービスを一括して利用することにより利用者の便益享受が可能になる形態のFMC型サービス(Fixed-Mobile Convergence Service)も含まれる。競争評価2008では、これらのサービスに対する基本的な需要動向について分析を試みた。(以下次回)

(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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