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2009年8月 9日 (日)

Assessment of Competitive Environment in the IT Fields Hereafter 

バンドルサービスの進展などイノベーション環境下の競争評価

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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15.(承前2009-08-08記事)本年度以降の電気通信市場競争評価

15-1 市場画定

 バンドルサービスなど、サービス間の連携と融合に向けた動きが加速し、また、コンテンツ・アプリケーションや端末など、通信サービスの上下のレイヤーとの一体性が高いビジネスモデルが登場しており、市場画定を根本的に見直すべきであるという考え方もある。しかし、これらの新しいサービスが単一市場を構成するかについて確定的な見解はなく、十分な分析・検証が必要である。従って当面は、戦略的評価の枠組みを活用しつつ、既に画定した市場における市場支配力の存在や行使の可能性について分析する際に、上下レイヤーの市場環境、技術革新の動向、利用者の利便等を適宜考慮して、総合的に判断する。

15-2 制度との連携

 競争評価とドミナント規制との連携の強化については、通信・放送の総合的法体系の検討、情報通信審議会における制度見直しの動向を踏まえて引続き検討する。これに関連して、卸売市場の分析については当面、小売サービス市場の分析に必要な範囲で実施する。

15-3 評価手法

 現行の評価手法は、市場画定の後、シェアなど量的な指標を手がかりとして市場支配力の存在を判断し、規制その他の要素を総合的に考慮して市場支配力行使の可能性を判断している。これについては、量的な指標のみを市場支配力の判断要素としているのではないことを明確化しつつ、現行の評価枠組みを、実務的・現実的な分析手段として引続き位置づける。

15-4 戦略的評価

 一方で、戦略的評価においては、電気通信事業分野におけるイノベーション等、定点的評価では把握できない最新のトピックや、将来の市場動向の把握につながる分析を積極的に行う。

 また、将来の市場動向を見据えたフォワードルッキング的な分析に加えて、過去の政策の効果の実証的分析も必要である。

(コメントは sanaripat@gmail.com  にご送信ください)

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