JR East 2020 Vision Open the Way to New Business
JR東日本のグル-プ経営ビジョン2020と今次事業報告
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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1. JR東日本経営ビジョンの影響度
2009年度初に公表した経営ビジョン2020について清野社長はインタビュー応答として次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
1-1 これまでJR東日本の経営は順調な成果を挙げてきたが、将来を見通すと、人口減少社会の到来や、交通市場の競争激化に加え、顧客の要望も益々高度化・多様化し、経営環境は急激に変動する。これまでの成功体験に安住し、変革の手を緩めることは許されない。
1-2 JR東日本グル-プの事業の核である鉄道は、今日・明日では突然変わらないが、10年経てば大きく変わっているという事業の特性がある。例えば、Suicaや湘南新宿ライン、八重洲口ビル群などは、10年前には存在しなかった。これらは、大きな夢を描き、長期的視点で施策を継続したから実現できた。
1-3 今回のビジョンも、高い目標に「挑む」こと、従来の取組の枠を超えて自己変革する「経営のギアチェンジ」、この二つがキーワードである。「挑む」は、JR東日本グル-プ全員が共有すべき価値観であり、ビジョン全体を貫くコンセプトである。10年後の「あるべき姿」を目指してチャレンジする。
1-4 「経営のギアチェンジ」については、「7つのギアチェンジ」として、具体的な項目を挙げた。「投資の積極化」や「新たな事業分野への進出」などだが、従来の延長線にないやり方で取組む。
1-5 会社発足以来、JR東日本の鉄道運転事故件数は約4分に1に減少したが、ゼロ目標を引続き掲げて、ハードとソフトの両面から施策を展開する。
2 SANARI PATENT所見
JR東日本は知的財産権も多数取得しているが、このようなビジョンが最も価値高い知的財産である。
「鉄ちゃん不況知らず」と題して、昨夕の朝日新聞が「不況の中、鉄道ファンの手堅い需要に各業界が注目するとして、ホテルが「電車が見える部屋」プランを売り出したり(実例多数)、大学が社会人向けに「鉄道漬け」の講義を企画したり、異業種からの新規参入も目立っていると、報じている。そう言えば、佐成重範弁理士が現在の四谷3丁目の前に位置していた市ケ谷、自衛隊と対面したマンションの上層は、JR東日本の中央線往復を俯瞰する絶好の場であった。孫の男の子が飽かず眺めていたが、東大電気卒後、現在JR東日本の新宿本社で活躍している。新宿の開発は、それこそ「挑む」に値いする規模で、国土の構造を変革する成果を挙げよう。
(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)
JR 鉄道 Suica 湘南新宿ライン


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