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2009年6月21日 (日)

Fine Ceramics Industry as a Basis for the Revitalization of Economy

日本セラミクスの今次事業報告書

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/

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 今次株主総会で創業来初めての赤字決算を報告し、加えて、来期(2010-03)も赤字決算、かつ「当期に引続き無配とさせていただく予定です」と明言している企業は、それほど多くない。

 先日の株主総会を経て就任した日本セラテックの森山司朗新社長の挨拶文が届いたが、今後の日本産業再活性化の基盤をなすべき日本セラテックの事業を、同社報告書通りの見通しにしておいてよいのか、むしろ政策が積極的に発動すべきであるとSANARI PATENTは考える。野村証券・東洋経済の会社四季報は「疑義」と見だして、「前期営業赤字などで継続疑義注記」と示しているからである。

 Ceramicsは、「非金属・無機材料で、その製造工程において高温処理を受けたもの」で、例えばセメントであるが、日本セラテックも1987-07に日本セメントの子会社として仙台市に設立され、現在は太平洋セメント(日本セメント+秩父小野田セメント)が63%株主である。

 Ceramicsの中でも、特にElectronics産業を始め、各種産業用途に用いられる磁器は高い性能や精度が要求されることから、Fine Ceramicsと呼び、「精選または合成された原料粉末(主として非金属の無機物質)」を用いて「精密に調整された化学組成」を「よく制御された成形・焼結加工法によって製造された高精密Ceramicsを意味する。

 今次報告書で日本セラテックは、「(当社は)半導体・液晶製造装置用のCeramics系部品を全てにわたって製造・販売する世界唯一のCeramics Makerです。当期における急激な景気後退により、半導体関連市場を始めとする事業環境が悪化する中、早急な業績回復を目指し、成長軌道に復帰するための施策を全社的に推進しています」と述べているが、2010-03期の見通しについて、「半導体製造装置メーカーの受注における減少傾向は現在も続いており、構造Ceramics事業部門の売上高は来期も更に減少する見通しです。ただし、半導体メーカーの操業度は、一部に持ち直しの兆しがあることから、期後半からの回復が期待されます」と期待する一方、「圧電Ceramicsは大幅な在庫調整の影響を避けられず」「液晶製造装置向け部品がパネルメーカーの設備投資の延期・中止の影響で、大幅な減少を予想」している。

SANARI PATENT所見

 わが国政府は景気回復の兆しが見えると明言するに至ったが、その本格化段階を支える基盤をなす日本セラミクスの事業の健全な基盤を確保することに、政策の眼が向いていなければならない。

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

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