最近のトラックバック

2019年6月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« Resources Nationalism Relating to Rare Metals  | トップページ | New President of Japan Pure Chemicals States  »

2009年6月18日 (木)

Characteristics of Rare Metals Need Policy Variety 

レアメタル各鉱種の特質に応ずる確保戦略の必要性 

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

Hub Site http://sanaripatent.blogspot.com/

Sub Site http://plaza.rakuten.co.jp/manepat

7(承前2009-06-17記事)鉱種の優先度を見極めた取組

 わが国ではレアメタルの定義を、「地球上の存在量が稀であるか、技術的・経済的な理由で抽出困難な金属のうち、現在工業的需要があり、今後も重要があるものと、今後の技術革新に伴って新たな工業的需要が予測されるもの」としている。現在31鉱種(レアアースは17鉱種を一括して1鉱種)を対象としているが、この定義を踏まえて、対象鉱種については資源探査の進展、技術の進歩、工業需要の動向に応じて見直しがあり得る。

 現時点でのレアメタル使用先の例としては、

7-1 レアアース → ハイブリッド車用モーターに使用される高性能な磁石

7-2 プラチナ → 自動車や重機・化学プラントの排ガス浄化用触媒

7-3 リチウム → リチウムイオン電池

7-4 タングステン → ドリル、カッターなど超硬工具

7-5 インジウム → 薄型テレビ用透明電極

7-6 ガリウム → 発光ダイオード

8.鉱種評価

 鉱種の優先度を見極める上では、供給の安定性の評価が判断材料として最も重要である。供給の安定性を評価する際には、需給動向、鉱山開発の動向、生産の集中度、資源の偏在性など資源の供給に直接関連する事項に加えて、レアメタルはリサイクルや、他の素材への代替の可能性があることから、リサイクルによる国内供給の状況や代替材料供給といったレアメタル需要に影響する事項についても構築すべきである。

 またレアメタルは、省エネルギー機器や新エネルギー機器等の新たな用途の需要急増の可能性から、産業政策や企業の資源戦略、関連商品開発の動向を考慮すべきである。

9.レアメタル資源の偏在例

9-1 レアアース → 中国 97%、インド 2%、ブラジル 0.5%

9-2 パナジウム → 南アフリカ 38%、中国 33%、 ロシア 27%

9-3 タングステン → 中国75%、ロシア 6%、カナダ 5%

9-4 白金 → 南アフリカ 77%、ロシア13%、カナダ4%

9-5 インジウム → 中国 58%、日本 11%、韓国 9%

9-6 モリブデン → 米国 29%、中国 28%、チリ 28%

9-7 コバルト → コンゴ 45%、カナダ12%、ザンビア11%

(記事修正のご要求・ご意見は sanaripat@gmail.com に送信下さい)

レアメタル

« Resources Nationalism Relating to Rare Metals  | トップページ | New President of Japan Pure Chemicals States  »